【月齢別】赤ちゃんの冬の服装ガイド(3・6・9・12カ月)

冬の寒い季節、赤ちゃんにどんな服を着せたらいいのか迷ってしまうことはありませんか?
「寒くないかな」「でも着せすぎて暑くないかな」と心配になりますよね。赤ちゃんは自分で暑い・寒いを伝えられないからこそ、パパやママの服装選びがとても大切なんです。
この記事では、赤ちゃんが冬を快適に過ごすための服装の考え方を、月齢別にわかりやすくご紹介していきます。外出時と室内での着せ方の違い、チャイルドシートでの注意点、寝るときの安全な服装まで、実用的な情報をまとめました。
「暖かく・安全で・動きやすい」という3つのポイント。
「新生児期は大人より1枚多く」
「室温16〜20℃で軽い寝具やスリーパー」
「車内のチャイルドシート前に厚手コートは脱ぐ」
などのポイントをを覚えておけば、迷ったときの判断がしやすくなりますよ。
地域によって気温も住宅の断熱性も違いますから、あくまで「目安」として参考にしていただき、お子さまの様子を見ながら体感で調整していくことが何より大切です。
それでは、赤ちゃんが冬を心地よく過ごせる服装選びを一緒に見ていきましょう!
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価格 12,980円
あったかくまさんは、「とにかく可愛いベビー服を」と、可愛く見えるポイントをぎゅっと詰め込んで、作った着ぐるみです。手先も足先もすっぽり包み込むから、かわいいだけじゃなくて防寒だってばっちりです。
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ここだけ読めばわかる!この記事の要点
まずは、この記事で特に覚えておいていただきたいポイントを簡単にまとめますね。
冬の室内の目安室温は16〜20℃です。寝具は軽めにして、よくフィットするスリーパー(ベビー寝袋)などで調整しましょう。帽子や屋外用のアウターは、寝室では外してあげてくださいね。
申請時期の重ね着の原則は「大人+1枚」を目安にしてみてください。ただし、赤ちゃんが暑がっているサイン(発汗・胸のあたりが熱い・顔が赤いなど)には注意が必要です。こまめにチェックして調整していきましょう。また、生後3~4か月頃からは、「大人と同じか1枚少なく」が原則です。
チャイルドシートに乗せる時は、厚手のコートやダウンジャケットのまま乗せてはいけません。薄手のレイヤーでハーネス(ベルト)をしっかり密着させてから、ベルトの上からブランケットなどで保温するのが正しい方法なんです。これは安全のためにとても大切なポイントですよ。
寝る時の安全対策として、寝床は何も置かない「クリアコット」が基本です。ゆるい布団や枕、ぬいぐるみなどは置かないようにしましょう。同じ部屋で寝る「ルームシェア」も推奨されています。
これらのポイントを押さえておけば、冬の赤ちゃんの服装選びの基本はばっちりです!
1. 冬の赤ちゃん服装の基本戦略

赤ちゃんの冬の服装を考えるとき、まず知っておきたい基本的な考え方をご紹介していきますね。
レイヤリングの考え方
冬の服装の基本は「レイヤリング(重ね着)」です。これは何層かに分けて服を着せることで、気温や活動量に応じて調整しやすくする方法なんですよ。
具体的には、次のような構成で考えるとわかりやすいですね。
ベース層(肌着)は、肌に直接触れる部分。汗を吸収してくれる綿素材がおすすめです。
ミドル層(保温層)は、暖かさを保つための層。ニットやフリースなど、保温性のある素材を選びましょう。
アウター層(外着)は、風や冷気から守る役割。防風性や撥水性のある素材が適しています。
そしてアクセサリーとして、帽子・ミトン(手袋)・靴下などで末端の冷えを防ぎます。
よく言われる「大人+1枚」という目安を覚えておくと便利ですよ。大人が心地よいと感じる服装に、もう1枚プラスするイメージですね。ただし、赤ちゃんの様子を見ながらこまめに脱ぎ着させて調整することが大切です。
室温・寝具の基礎知識
室内、特に寝室の環境はとても重要なんです。
室温16〜20℃が、赤ちゃんにとって快適で安全な目安とされています。この温度帯であれば、軽い寝具やよくフィットするスリーパー(ベビー寝袋)を使用することで、ちょうどいい暖かさを保てます。
寝室では帽子を外してあげてくださいね。帽子をかぶったままだと熱がこもりやすくなってしまいます。
ちなみに、市販のスリーパーには「TOG(トグ)」という保温力を表す数値が表示されていることがあります。一般的な目安としては、次のような感じです。
TOG 2.5:室温16〜20℃に適しています
TOG 1.0:室温21〜23℃に適しています
ただし、これはあくまで一般的な目安ですので、お使いの製品の表示をしっかり確認して従ってくださいね。
北海道のように暖房がしっかり効いた家では室温が高めになりますし、九州の一部地域では断熱性が異なる場合もあります。地域や住宅の断熱性によって室温は変わりますから、温度計で確認しながら調整していくといいでしょう。
安全の最重要ポイント
冬の服装で、特に安全面で気をつけたいポイントが2つあります。
1つ目はチャイルドシートでの服装です。厚手のコートやダウンジャケットを着たままチャイルドシートに乗せてはいけません。なぜなら、厚い生地がハーネス(ベルト)と体の間に入ると、万が一の事故の時にベルトが正しく機能しなくなる危険があるからなんです。
正しい方法は、薄手のレイヤーでハーネスをしっかり体に密着させてから、ベルトの上からブランケットなどをかけて保温する、という順番です。これは安全のためにとても大切なことなので、ぜひ覚えておいてくださいね。
2つ目は寝床の安全です。赤ちゃんが寝る場所は「クリアコット(何も置かない寝床)」が基本。枕、ふわふわした毛布、ぬいぐるみなどは置かないようにしましょう。これらがあると、うつ伏せになった時に顔が埋もれてしまう危険があるんです。
赤ちゃんと同じ部屋で寝る「ルームシェア」も安全のために推奨されていますよ。
素材選びのコツ
それぞれの層に適した素材を選ぶことも大切ですね。
ベース層(肌着)には、汗を吸収してくれる綿素材が最適です。赤ちゃんは大人が思うより汗をかきやすいので、吸湿性の良い素材を選びましょう。
ミドル層(保温層)には、ウールや起毛素材が暖かくておすすめです。空気を含んで保温してくれるんですよ。
アウター層には、防風・撥水性のある素材を選ぶと、外の冷たい風や雪・雨から守ってくれます。
もし赤ちゃんの肌に荒れが出てしまったら、服のタグや縫い目が当たっていないか、静電気が起きていないかもチェックしてみてください。特に冬は乾燥して静電気が起きやすいので、注意が必要ですね。
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この商品を詳しく見る>2. 気温帯×シーン別の服装例
ここでは、関東地方の冬を想定した気温別の服装例をご紹介します。ただし、風の有無によって体感温度は大きく変わりますから、風が強い日は1枚プラスするなど、柔軟に調整してくださいね。
北海道や東北など寒冷地では、さらに防寒を強化する必要がありますし、九州や沖縄では軽めの調整でよい場合もあります。あくまで「目安」として参考にしていただければと思います。
外出時:気温10〜15℃(晴れ・弱風の日)
綿の長袖肌着+長袖Tシャツまたは薄手ニット+裏起毛パンツ/薄手ジャケット+帽子+ミトン
比較的暖かい日ですが、風が出てくると体感温度が下がりますから、薄手のアウターは持っておくと安心ですよ。
外出時:気温5〜10℃
綿肌着+ニットまたはフリース+ボトム/中綿入りアウター+帽子+ミトン+靴下またはブーティ
しっかり防寒が必要な気温帯ですね。手足の末端も冷えやすいので、ミトンや靴下を忘れずに。
外出時:気温0〜5℃
綿肌着+厚手ミドル層(フリースやウール)+防風アウター+帽子(耳までしっかり覆うタイプ)+ミトン+防寒カバー(ベビーカーや抱っこ紐用)
かなり寒い日です。風が強い日は、外での滞在時間を短めにすることも考えましょう。赤ちゃんの様子をこまめに確認してあげてくださいね。
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だっこ紐にもベビーカーにも使えるマルチなケープ。内側のボアと外側の生地はそれぞれ別で使うこともできるので、雨対策や春先、秋口などにも便利に使えます。
この商品を詳しく見る>室内:室温16〜20℃
綿肌着+長袖ロンパース/必要に応じてスリーパー(TOG 2.5目安)
室内では動きやすさも大切です。厚着させすぎないように注意しましょう。寝る時はスリーパーで調整すると、寝返りをしても暖かさを保てますよ。
※ベビーカーで外出する時はフットマフ(足元カバー)が便利です。抱っこ紐の場合は、親子の体温が伝わるうえに防風ケープを使えば、かなり暖かくなります。ただし、赤ちゃんの顔を覆わないように、そして換気も確保してあげてくださいね。
3. 月齢別ガイド
ここからは、月齢ごとに発達の特徴と適した服装をご紹介していきますね。成長とともに体温調節機能や活動量も変わってきますから、それぞれの時期に合った服装選びをしていきましょう。
3-1. 3カ月(首すわり前〜首すわり始め)
発達の特徴
この時期の赤ちゃんは、まだ体温調節機能が未熟なんです。また、首がすわる前または首すわりの始め頃ですから、姿勢の保持が何よりも大切ですね。
外出時の服装
抱っこ中心の場合:綿肌着+カバーオール+防風ケープ/ニット帽・ミトン
抱っこ紐を使う時は、パパやママの体温も伝わるので、意外と暖かいんですよ。でも風が冷たい日は防風ケープが大活躍します。
ベビーカーの場合:風対策を重視して、フットマフ+防風カバーをしっかり活用しましょう。
この月齢では長時間の外出は避けて、滞在は短めにするのがおすすめです。外出中はこまめに頬や首すじを触って、冷えていないか、逆に汗をかいていないかを確認してあげてくださいね。
車での移動:厚手のコートは脱がせてください。薄手のレイヤーでハーネスを体に密着させてから、上からブランケットをかけて保温します。これがチャイルドシートでの正しい服装なんです。
室内での服装
室温16〜20℃を目安にしましょう。綿肌着+ロンパース+必要に応じてスリーパーという組み合わせが基本です。
寝る時は帽子を外してあげてくださいね。室内で帽子をかぶせたままにすると、熱がこもってしまいます。
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ベビーグースオリジナル、背中メッシュの冬用あったかスリーパー。 背中のメッシュが余計な寝汗をしっかり発散して、寝汗による夜の冷えを防ぎます。 シリーズ累計60,000着以上、赤ちゃんが快適に眠れる機能性を評価いただき、キッズデザイン賞も受賞しました。
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ふわふわした寝具を併用すること、うつ伏せ寝を保持する道具を使うこと、室内で厚着させたままにすること、帽子をつけっぱなしにすること、これらは避けましょう。安全のためにとても大切なことですよ。
3-2. 6カ月(寝返り期)
外出時の服装
この頃になると、赤ちゃんの活動性がぐっと上がってきます。寝返りができるようになると、じっとしていないことも増えてきますね。
綿肌着+トップス+ボトム+中綿入りアウターという組み合わせがいいでしょう。
動いて汗をかきやすくなるので、アウターのファスナーを開閉して微調整できるタイプが便利ですよ。暑くなったらすぐに調整してあげられますからね。
チャイルドシートでのコート脱衣ルールは、この月齢でも変わらず守ってくださいね。
室内での服装
寝返りができるようになると、寝ている時に掛け物が外れやすくなります。そこで活躍するのがスリーパー(ベビー寝袋)なんです。体に沿ってフィットするので、寝返りをしても暖かさを保てますよ。
室温は引き続き16〜20℃を目安にしましょう。
3-3. 9カ月(つかまり立ち・ずり這い期)
外出時の服装
つかまり立ちやずり這いをする時期になると、さらに活発になってきますね。
綿肌着+厚手ミドル層(フリースやウール)+防風アウター+耳までしっかり覆う帽子+ミトン
この時期は、手で色々なものを触ったり、時には外で座り込んだりすることもあります。濡れたらすぐに着替えられるよう、替えの手袋や靴下を持っておくと安心ですよ。
室内での服装
動きやすい上下セパレートの服がおすすめです。たくさん動くようになるので、窮屈な服装は避けてあげたいですね。
就寝時は軽い寝具+スリーパーで。寝床はクリアに保って、ぬいぐるみや枕などは置かないようにしましょう。
3-4. 1歳(よちよち歩き期)
外出時の服装
歩き始めると、本当にすぐに体が温まるんですよ。走り回ってすぐに暑くなることもありますから、薄めに重ねて脱ぎやすくしておくことが大切です。
綿肌着+薄手ニット+防風アウター
風が強い日や体感温度が低い日は、外遊びの時間を区切るのもいいですね。途中で休憩を取って、温かい飲み物(白湯やお茶など)を飲ませてあげると、体も温まります。
室内での服装
室温16〜20℃+スリーパー(TOGは室温と製品表示に従ってください)という基本は変わりません。
寝る時の安全対策も引き続き大切です。枕・毛布・ぬいぐるみは置かないようにしましょうね。
4. シーン別の注意点
ここでは、特に注意が必要なシーン別のポイントをまとめてご紹介しますね。
車での移動(とても重要です!)
何度もお伝えしていますが、本当に大切なことなので改めて強調させてください。
厚手のコートやダウンジャケットは、チャイルドシートのハーネス(ベルト)の下に着せてはいけません。
正しい手順は次の通りです。
①厚手のコートを脱がせる
②薄手のレイヤーでハーネスを体にしっかり密着させる
③ハーネスを正しく装着する
④ベルトの上からブランケットをかけて保温する
この順番を声に出して確認しながら行うと、忘れずに済みますよ。
また、目的地に到着した後、赤ちゃんを寝たまま車内に放置しないでください。必ず安全なフラットな面(ベビーベッドなど)へ移してあげましょう。
ベビーカーや抱っこ紐での外出
ベビーカーや抱っこ紐を使う時に気をつけたいのは、赤ちゃんの顔を覆わないことと、通気を確保することです。
防寒のためにカバーやケープを使うのはいいのですが、顔全体を覆ってしまうと呼吸がしにくくなったり、様子が見えなくなったりします。常に赤ちゃんの顔が見える状態を保ちましょう。
また、ベビーカーや抱っこ紐の中でうたた寝してしまうこともありますよね。長時間そのままにせず、帰宅したらベッドへ移してあげてくださいね。
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だっこ紐にもベビーカーにも使えるマルチなケープ。内側のボアと外側の生地はそれぞれ別で使うこともできるので、雨対策や春先、秋口などにも便利に使えます。
この商品を詳しく見る>外遊びや寒波の日
外で遊ぶ時は、風による体感温度の変化に注意が必要です。同じ気温でも、風があると体感温度はぐっと下がりますからね。
極端に気温が低い日や強風の日は、外での滞在時間を短くすることも考えましょう。無理は禁物です。
そして、服が濡れてしまったら即座に着替えさせてください。濡れた服を着ていると、あっという間に体が冷えてしまいますから。
5. よくある質問(Q&A)
ここでは、冬の赤ちゃんの服装について、よく寄せられる質問にお答えしていきますね。
Q. 室内で靴下は必要ですか?
A. 室温が適正で、赤ちゃんの体幹(胸やお腹のあたり)が温かいようであれば、靴下は必ずしも必要ではありません。手足の末端は、体温調節のために少し冷たくなることがあるんです。ただし、足が冷えているようで気になる時は、薄手の靴下を履かせてあげるといいでしょう。
Q. 手が冷たいのですが、これは寒いということですか?
A. 手先は放熱のために冷たくなりやすい部分なんですよ。ですから、手が冷たいからといって必ずしも寒がっているわけではありません。首や背中を触ってみて、そこが温かければ大丈夫です。そこで判断してあげてくださいね。
Q. 帽子はいつまでかぶせておけばいいですか?
A. 帽子は屋外でのみ使用してください。室内、特に寝室では外してあげましょう。帽子をかぶったままだと、頭に熱がこもってしまって、体温が上がりすぎる可能性があるんです。
Q. スリーパー(ベビー寝袋)は安全ですか?
A. よくフィットする製品を選べば、スリーパーは軽い寝具として有効で安全です。ただし、寝床はクリアに保つことが前提ですよ。余分な毛布やぬいぐるみは置かないようにしましょう。TOG(保温力)の数値は、室温と製品の表示に従って選んでくださいね。
Q. 大人の感覚とずれている気がするのですが・・・
A. 「大人+1枚」という目安を起点にしながら、赤ちゃんの汗のかき具合やほてり、機嫌などで微調整していきましょう。赤ちゃんは大人よりも体温が高めで、代謝も活発です。ですから、大人が思うより薄着でちょうどいいこともあるんですよ。赤ちゃんの様子をよく観察して、その子に合った調整をしてあげてくださいね。
6. 月齢別チェックリスト
最後に、日々のチェックに使える項目をまとめました。印刷して使っていただくのもおすすめですよ。
すべての月齢共通のチェック項目
□ 首・背中を触って温度を確認しましたか?(冷たすぎず、熱すぎず)
□ 発汗していないかチェックしましたか?(胸元や背中が汗ばんでいないか)
□ 外から室内へ、または室内から外へ移動する時に、すぐにレイヤーを調整しましたか?
外出時のチェック項目
□ 風の強さと体感温度を確認しましたか?
□ 替えの手袋や靴下を持っていますか?
□ 濡れた衣類を入れるジップ付き袋を持っていますか?
□ 赤ちゃんの顔が見える状態を保っていますか?(防寒カバーで顔を覆いすぎていないか)
車での移動時のチェック項目
□ 厚手のコートを脱がせましたか?
□ ハーネス(ベルト)を体に密着させましたか?
□ ベルトの上からブランケットをかけて保温しましたか?
□ この順番を声に出して確認しましたか?
※この手順は本当に大切なので、毎回しっかり確認してくださいね。
就寝時のチェック項目
□ 室温を確認しましたか?(16〜20℃が目安)
□ スリーパーのTOG値は室温に合っていますか?
□ 寝床はクリアですか?(ぬいぐるみ・枕・余分な毛布などを置いていないか)
□ 帽子を外しましたか?
□ 同じ部屋で寝ていますか?(ルームシェア)
最後に
冬の赤ちゃんの服装選び、いかがでしたでしょうか。
大切なのは「暖かく・安全で・動きやすい」という3つのバランスを保つこと。そして、お住まいの地域の気候や住宅の断熱性、何よりお子さまの様子をよく観察しながら、体感で調整していくことなんです。
北海道と九州、東北と沖縄では、同じ「冬」でも全く環境が違いますよね。この記事でご紹介した内容はあくまで「目安」として、ご家庭に合った工夫をしていってくださいね。
赤ちゃんの首や背中を触って温度を確認する、汗をかいていないかチェックする、機嫌はどうか観察する・・・こうした日々のこまめなチェックが、何より大切なんです。
寒い冬でも、適切な服装選びで赤ちゃんは快適に過ごせます。そして、冬ならではのお散歩や雪遊びも、楽しい思い出になりますよね。
この記事が、パパやママの冬の育児を少しでもサポートできれば嬉しいです。赤ちゃんとの冬の日々が、温かく安全で楽しいものになりますように!

冬の寒い季節、赤ちゃんにどんな服を着せたらいいのか迷ってしまうことはありませんか?
「寒くないかな」「でも着せすぎて暑くないかな」と心配になりますよね。赤ちゃんは自分で暑い・寒いを伝えられないからこそ、パパやママの服装選びがとても大切なんです。
この記事では、赤ちゃんが冬を快適に過ごすための服装の考え方を、月齢別にわかりやすくご紹介していきます。外出時と室内での着せ方の違い、チャイルドシートでの注意点、寝るときの安全な服装まで、実用的な情報をまとめました。
「暖かく・安全で・動きやすい」という3つのポイント。
「新生児期は大人より1枚多く」
「室温16〜20℃で軽い寝具やスリーパー」
「車内のチャイルドシート前に厚手コートは脱ぐ」
などのポイントをを覚えておけば、迷ったときの判断がしやすくなりますよ。
地域によって気温も住宅の断熱性も違いますから、あくまで「目安」として参考にしていただき、お子さまの様子を見ながら体感で調整していくことが何より大切です。
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ここだけ読めばわかる!この記事の要点
まずは、この記事で特に覚えておいていただきたいポイントを簡単にまとめますね。
冬の室内の目安室温は16〜20℃です。寝具は軽めにして、よくフィットするスリーパー(ベビー寝袋)などで調整しましょう。帽子や屋外用のアウターは、寝室では外してあげてくださいね。
申請時期の重ね着の原則は「大人+1枚」を目安にしてみてください。ただし、赤ちゃんが暑がっているサイン(発汗・胸のあたりが熱い・顔が赤いなど)には注意が必要です。こまめにチェックして調整していきましょう。また、生後3~4か月頃からは、「大人と同じか1枚少なく」が原則です。
チャイルドシートに乗せる時は、厚手のコートやダウンジャケットのまま乗せてはいけません。薄手のレイヤーでハーネス(ベルト)をしっかり密着させてから、ベルトの上からブランケットなどで保温するのが正しい方法なんです。これは安全のためにとても大切なポイントですよ。
寝る時の安全対策として、寝床は何も置かない「クリアコット」が基本です。ゆるい布団や枕、ぬいぐるみなどは置かないようにしましょう。同じ部屋で寝る「ルームシェア」も推奨されています。
これらのポイントを押さえておけば、冬の赤ちゃんの服装選びの基本はばっちりです!
1. 冬の赤ちゃん服装の基本戦略

赤ちゃんの冬の服装を考えるとき、まず知っておきたい基本的な考え方をご紹介していきますね。
レイヤリングの考え方
冬の服装の基本は「レイヤリング(重ね着)」です。これは何層かに分けて服を着せることで、気温や活動量に応じて調整しやすくする方法なんですよ。
具体的には、次のような構成で考えるとわかりやすいですね。
ベース層(肌着)は、肌に直接触れる部分。汗を吸収してくれる綿素材がおすすめです。
ミドル層(保温層)は、暖かさを保つための層。ニットやフリースなど、保温性のある素材を選びましょう。
アウター層(外着)は、風や冷気から守る役割。防風性や撥水性のある素材が適しています。
そしてアクセサリーとして、帽子・ミトン(手袋)・靴下などで末端の冷えを防ぎます。
よく言われる「大人+1枚」という目安を覚えておくと便利ですよ。大人が心地よいと感じる服装に、もう1枚プラスするイメージですね。ただし、赤ちゃんの様子を見ながらこまめに脱ぎ着させて調整することが大切です。
室温・寝具の基礎知識
室内、特に寝室の環境はとても重要なんです。
室温16〜20℃が、赤ちゃんにとって快適で安全な目安とされています。この温度帯であれば、軽い寝具やよくフィットするスリーパー(ベビー寝袋)を使用することで、ちょうどいい暖かさを保てます。
寝室では帽子を外してあげてくださいね。帽子をかぶったままだと熱がこもりやすくなってしまいます。
ちなみに、市販のスリーパーには「TOG(トグ)」という保温力を表す数値が表示されていることがあります。一般的な目安としては、次のような感じです。
TOG 2.5:室温16〜20℃に適しています
TOG 1.0:室温21〜23℃に適しています
ただし、これはあくまで一般的な目安ですので、お使いの製品の表示をしっかり確認して従ってくださいね。
北海道のように暖房がしっかり効いた家では室温が高めになりますし、九州の一部地域では断熱性が異なる場合もあります。地域や住宅の断熱性によって室温は変わりますから、温度計で確認しながら調整していくといいでしょう。
安全の最重要ポイント
冬の服装で、特に安全面で気をつけたいポイントが2つあります。
1つ目はチャイルドシートでの服装です。厚手のコートやダウンジャケットを着たままチャイルドシートに乗せてはいけません。なぜなら、厚い生地がハーネス(ベルト)と体の間に入ると、万が一の事故の時にベルトが正しく機能しなくなる危険があるからなんです。
正しい方法は、薄手のレイヤーでハーネスをしっかり体に密着させてから、ベルトの上からブランケットなどをかけて保温する、という順番です。これは安全のためにとても大切なことなので、ぜひ覚えておいてくださいね。
2つ目は寝床の安全です。赤ちゃんが寝る場所は「クリアコット(何も置かない寝床)」が基本。枕、ふわふわした毛布、ぬいぐるみなどは置かないようにしましょう。これらがあると、うつ伏せになった時に顔が埋もれてしまう危険があるんです。
赤ちゃんと同じ部屋で寝る「ルームシェア」も安全のために推奨されていますよ。
素材選びのコツ
それぞれの層に適した素材を選ぶことも大切ですね。
ベース層(肌着)には、汗を吸収してくれる綿素材が最適です。赤ちゃんは大人が思うより汗をかきやすいので、吸湿性の良い素材を選びましょう。
ミドル層(保温層)には、ウールや起毛素材が暖かくておすすめです。空気を含んで保温してくれるんですよ。
アウター層には、防風・撥水性のある素材を選ぶと、外の冷たい風や雪・雨から守ってくれます。
もし赤ちゃんの肌に荒れが出てしまったら、服のタグや縫い目が当たっていないか、静電気が起きていないかもチェックしてみてください。特に冬は乾燥して静電気が起きやすいので、注意が必要ですね。
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ここでは、関東地方の冬を想定した気温別の服装例をご紹介します。ただし、風の有無によって体感温度は大きく変わりますから、風が強い日は1枚プラスするなど、柔軟に調整してくださいね。
北海道や東北など寒冷地では、さらに防寒を強化する必要がありますし、九州や沖縄では軽めの調整でよい場合もあります。あくまで「目安」として参考にしていただければと思います。
外出時:気温10〜15℃(晴れ・弱風の日)
綿の長袖肌着+長袖Tシャツまたは薄手ニット+裏起毛パンツ/薄手ジャケット+帽子+ミトン
比較的暖かい日ですが、風が出てくると体感温度が下がりますから、薄手のアウターは持っておくと安心ですよ。
外出時:気温5〜10℃
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しっかり防寒が必要な気温帯ですね。手足の末端も冷えやすいので、ミトンや靴下を忘れずに。
外出時:気温0〜5℃
綿肌着+厚手ミドル層(フリースやウール)+防風アウター+帽子(耳までしっかり覆うタイプ)+ミトン+防寒カバー(ベビーカーや抱っこ紐用)
かなり寒い日です。風が強い日は、外での滞在時間を短めにすることも考えましょう。赤ちゃんの様子をこまめに確認してあげてくださいね。
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綿肌着+長袖ロンパース/必要に応じてスリーパー(TOG 2.5目安)
室内では動きやすさも大切です。厚着させすぎないように注意しましょう。寝る時はスリーパーで調整すると、寝返りをしても暖かさを保てますよ。
※ベビーカーで外出する時はフットマフ(足元カバー)が便利です。抱っこ紐の場合は、親子の体温が伝わるうえに防風ケープを使えば、かなり暖かくなります。ただし、赤ちゃんの顔を覆わないように、そして換気も確保してあげてくださいね。
3. 月齢別ガイド
ここからは、月齢ごとに発達の特徴と適した服装をご紹介していきますね。成長とともに体温調節機能や活動量も変わってきますから、それぞれの時期に合った服装選びをしていきましょう。
3-1. 3カ月(首すわり前〜首すわり始め)
発達の特徴
この時期の赤ちゃんは、まだ体温調節機能が未熟なんです。また、首がすわる前または首すわりの始め頃ですから、姿勢の保持が何よりも大切ですね。
外出時の服装
抱っこ中心の場合:綿肌着+カバーオール+防風ケープ/ニット帽・ミトン
抱っこ紐を使う時は、パパやママの体温も伝わるので、意外と暖かいんですよ。でも風が冷たい日は防風ケープが大活躍します。
ベビーカーの場合:風対策を重視して、フットマフ+防風カバーをしっかり活用しましょう。
この月齢では長時間の外出は避けて、滞在は短めにするのがおすすめです。外出中はこまめに頬や首すじを触って、冷えていないか、逆に汗をかいていないかを確認してあげてくださいね。
車での移動:厚手のコートは脱がせてください。薄手のレイヤーでハーネスを体に密着させてから、上からブランケットをかけて保温します。これがチャイルドシートでの正しい服装なんです。
室内での服装
室温16〜20℃を目安にしましょう。綿肌着+ロンパース+必要に応じてスリーパーという組み合わせが基本です。
寝る時は帽子を外してあげてくださいね。室内で帽子をかぶせたままにすると、熱がこもってしまいます。
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ふわふわした寝具を併用すること、うつ伏せ寝を保持する道具を使うこと、室内で厚着させたままにすること、帽子をつけっぱなしにすること、これらは避けましょう。安全のためにとても大切なことですよ。
3-2. 6カ月(寝返り期)
外出時の服装
この頃になると、赤ちゃんの活動性がぐっと上がってきます。寝返りができるようになると、じっとしていないことも増えてきますね。
綿肌着+トップス+ボトム+中綿入りアウターという組み合わせがいいでしょう。
動いて汗をかきやすくなるので、アウターのファスナーを開閉して微調整できるタイプが便利ですよ。暑くなったらすぐに調整してあげられますからね。
チャイルドシートでのコート脱衣ルールは、この月齢でも変わらず守ってくださいね。
室内での服装
寝返りができるようになると、寝ている時に掛け物が外れやすくなります。そこで活躍するのがスリーパー(ベビー寝袋)なんです。体に沿ってフィットするので、寝返りをしても暖かさを保てますよ。
室温は引き続き16〜20℃を目安にしましょう。
3-3. 9カ月(つかまり立ち・ずり這い期)
外出時の服装
つかまり立ちやずり這いをする時期になると、さらに活発になってきますね。
綿肌着+厚手ミドル層(フリースやウール)+防風アウター+耳までしっかり覆う帽子+ミトン
この時期は、手で色々なものを触ったり、時には外で座り込んだりすることもあります。濡れたらすぐに着替えられるよう、替えの手袋や靴下を持っておくと安心ですよ。
室内での服装
動きやすい上下セパレートの服がおすすめです。たくさん動くようになるので、窮屈な服装は避けてあげたいですね。
就寝時は軽い寝具+スリーパーで。寝床はクリアに保って、ぬいぐるみや枕などは置かないようにしましょう。
3-4. 1歳(よちよち歩き期)
外出時の服装
歩き始めると、本当にすぐに体が温まるんですよ。走り回ってすぐに暑くなることもありますから、薄めに重ねて脱ぎやすくしておくことが大切です。
綿肌着+薄手ニット+防風アウター
風が強い日や体感温度が低い日は、外遊びの時間を区切るのもいいですね。途中で休憩を取って、温かい飲み物(白湯やお茶など)を飲ませてあげると、体も温まります。
室内での服装
室温16〜20℃+スリーパー(TOGは室温と製品表示に従ってください)という基本は変わりません。
寝る時の安全対策も引き続き大切です。枕・毛布・ぬいぐるみは置かないようにしましょうね。
4. シーン別の注意点
ここでは、特に注意が必要なシーン別のポイントをまとめてご紹介しますね。
車での移動(とても重要です!)
何度もお伝えしていますが、本当に大切なことなので改めて強調させてください。
厚手のコートやダウンジャケットは、チャイルドシートのハーネス(ベルト)の下に着せてはいけません。
正しい手順は次の通りです。
①厚手のコートを脱がせる
②薄手のレイヤーでハーネスを体にしっかり密着させる
③ハーネスを正しく装着する
④ベルトの上からブランケットをかけて保温する
この順番を声に出して確認しながら行うと、忘れずに済みますよ。
また、目的地に到着した後、赤ちゃんを寝たまま車内に放置しないでください。必ず安全なフラットな面(ベビーベッドなど)へ移してあげましょう。
ベビーカーや抱っこ紐での外出
ベビーカーや抱っこ紐を使う時に気をつけたいのは、赤ちゃんの顔を覆わないことと、通気を確保することです。
防寒のためにカバーやケープを使うのはいいのですが、顔全体を覆ってしまうと呼吸がしにくくなったり、様子が見えなくなったりします。常に赤ちゃんの顔が見える状態を保ちましょう。
また、ベビーカーや抱っこ紐の中でうたた寝してしまうこともありますよね。長時間そのままにせず、帰宅したらベッドへ移してあげてくださいね。
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外で遊ぶ時は、風による体感温度の変化に注意が必要です。同じ気温でも、風があると体感温度はぐっと下がりますからね。
極端に気温が低い日や強風の日は、外での滞在時間を短くすることも考えましょう。無理は禁物です。
そして、服が濡れてしまったら即座に着替えさせてください。濡れた服を着ていると、あっという間に体が冷えてしまいますから。
5. よくある質問(Q&A)
ここでは、冬の赤ちゃんの服装について、よく寄せられる質問にお答えしていきますね。
Q. 室内で靴下は必要ですか?
A. 室温が適正で、赤ちゃんの体幹(胸やお腹のあたり)が温かいようであれば、靴下は必ずしも必要ではありません。手足の末端は、体温調節のために少し冷たくなることがあるんです。ただし、足が冷えているようで気になる時は、薄手の靴下を履かせてあげるといいでしょう。
Q. 手が冷たいのですが、これは寒いということですか?
A. 手先は放熱のために冷たくなりやすい部分なんですよ。ですから、手が冷たいからといって必ずしも寒がっているわけではありません。首や背中を触ってみて、そこが温かければ大丈夫です。そこで判断してあげてくださいね。
Q. 帽子はいつまでかぶせておけばいいですか?
A. 帽子は屋外でのみ使用してください。室内、特に寝室では外してあげましょう。帽子をかぶったままだと、頭に熱がこもってしまって、体温が上がりすぎる可能性があるんです。
Q. スリーパー(ベビー寝袋)は安全ですか?
A. よくフィットする製品を選べば、スリーパーは軽い寝具として有効で安全です。ただし、寝床はクリアに保つことが前提ですよ。余分な毛布やぬいぐるみは置かないようにしましょう。TOG(保温力)の数値は、室温と製品の表示に従って選んでくださいね。
Q. 大人の感覚とずれている気がするのですが・・・
A. 「大人+1枚」という目安を起点にしながら、赤ちゃんの汗のかき具合やほてり、機嫌などで微調整していきましょう。赤ちゃんは大人よりも体温が高めで、代謝も活発です。ですから、大人が思うより薄着でちょうどいいこともあるんですよ。赤ちゃんの様子をよく観察して、その子に合った調整をしてあげてくださいね。
6. 月齢別チェックリスト
最後に、日々のチェックに使える項目をまとめました。印刷して使っていただくのもおすすめですよ。
すべての月齢共通のチェック項目
□ 首・背中を触って温度を確認しましたか?(冷たすぎず、熱すぎず)
□ 発汗していないかチェックしましたか?(胸元や背中が汗ばんでいないか)
□ 外から室内へ、または室内から外へ移動する時に、すぐにレイヤーを調整しましたか?
外出時のチェック項目
□ 風の強さと体感温度を確認しましたか?
□ 替えの手袋や靴下を持っていますか?
□ 濡れた衣類を入れるジップ付き袋を持っていますか?
□ 赤ちゃんの顔が見える状態を保っていますか?(防寒カバーで顔を覆いすぎていないか)
車での移動時のチェック項目
□ 厚手のコートを脱がせましたか?
□ ハーネス(ベルト)を体に密着させましたか?
□ ベルトの上からブランケットをかけて保温しましたか?
□ この順番を声に出して確認しましたか?
※この手順は本当に大切なので、毎回しっかり確認してくださいね。
就寝時のチェック項目
□ 室温を確認しましたか?(16〜20℃が目安)
□ スリーパーのTOG値は室温に合っていますか?
□ 寝床はクリアですか?(ぬいぐるみ・枕・余分な毛布などを置いていないか)
□ 帽子を外しましたか?
□ 同じ部屋で寝ていますか?(ルームシェア)
最後に
冬の赤ちゃんの服装選び、いかがでしたでしょうか。
大切なのは「暖かく・安全で・動きやすい」という3つのバランスを保つこと。そして、お住まいの地域の気候や住宅の断熱性、何よりお子さまの様子をよく観察しながら、体感で調整していくことなんです。
北海道と九州、東北と沖縄では、同じ「冬」でも全く環境が違いますよね。この記事でご紹介した内容はあくまで「目安」として、ご家庭に合った工夫をしていってくださいね。
赤ちゃんの首や背中を触って温度を確認する、汗をかいていないかチェックする、機嫌はどうか観察する・・・こうした日々のこまめなチェックが、何より大切なんです。
寒い冬でも、適切な服装選びで赤ちゃんは快適に過ごせます。そして、冬ならではのお散歩や雪遊びも、楽しい思い出になりますよね。
この記事が、パパやママの冬の育児を少しでもサポートできれば嬉しいです。赤ちゃんとの冬の日々が、温かく安全で楽しいものになりますように!
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