秋の寒暖差、赤ちゃんの体温調節はどうする?失敗しない重ね着(レイヤード)の考え方

朝晩はひんやりするのに、昼間はまだ汗ばむくらい・・・秋は一日の中の寒暖差が10度近くになる日もあって、「赤ちゃんに何を着せたらいいの?」と毎朝悩んでしまいますよね。厚着させれば汗だくになるし、薄着にすれば夕方の冷えが心配。この時期のお洋服選びは、育児の中でも悩みどころではないでしょうか?
そんな秋の寒暖差対策の答えは、ずばり「重ね着(レイヤード)」。1枚で調節しようとせず、薄いものを重ねて「足し引き」できるようにしておくことなんです。
この記事では、白金台のベビー服専門店BabyGooseが、赤ちゃんの温度調節がラクになる重ね着の基本の考え方から、暑い・寒いのサインの見分け方、シーン別の調節テクニックまで、順を追ってご紹介します。
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なぜ秋は難しい?赤ちゃんの体温調節が苦手な理由
そもそも赤ちゃんは、大人に比べて体温調節がとても苦手です。体温を調節する機能がまだ発達の途中な上に、体が小さいぶん外の気温の影響を受けやすいんですね。大人が「ちょっと肌寒いかな」と感じる変化も、赤ちゃんにとってはもっと大きな変化として体にこたえます。
しかも赤ちゃんは代謝がよく、とにかく汗っかき。日中の暖かい時間帯に厚着のままでいると、汗をかいて、その汗が冷えて・・・というのが、秋の体調崩しの典型的なパターンなんです。「寒さ」だけでなく「汗冷え」も同じくらい警戒する。これが秋の服選びの大前提になります。
だからこそ、1枚の厚い服で守るのではなく、薄い服を重ねてこまめに脱ぎ着させる「重ね着」が、秋の正解になるというわけです。
重ね着の基本は「3層」で考える

秋の重ね着は、難しく考えずに「3層」でイメージしてみてください。
1層目は肌着。汗を吸い取る、いちばん大事な層です。綿100%の肌着なら、汗をかいてもすぐ吸ってくれるので汗冷えを防げます。2層目は中間着。ロンパースやTシャツ、カバーオールなど、いわゆる「お洋服」の層ですね。そして3層目が、ベストやカーディガン、ジャンパーなどの羽織りもの。この3層目が、気温に合わせて足したり引いたりする「調節役」です。
ポイントは、朝の気温に合わせて全部を決めないこと。「今は涼しいから」と厚い服を1枚で着せてしまうと、昼間に暑くなっても脱がせるものがありません。薄手を重ねておけば、暑くなったら1枚脱がせるだけ。この「引き算の余地」を作っておくのが、レイヤードのいちばんのメリットなんです。
ちなみに3層目の羽織りものは、袖のないベスト型がとても優秀です。体温調節で大事な胴体(体幹)は温めつつ、腕が自由なので動きを邪魔しません。袖を通さなくていいから、じっとしてくれない時期の赤ちゃんにもサッと着せられますよ。
「暑い?寒い?」のサインは首の後ろと背中でチェック
重ね着で調節するには、「今、暑いのか寒いのか」を見極める必要がありますよね。でも赤ちゃんは言葉で教えてくれません。そこで頼りになるのが、首の後ろと背中です。
首の後ろや背中に手を入れてみて、汗ばんでいたり熱がこもっていたら「暑い」サイン。1枚脱がせてあげましょう。ひんやり冷たければ「寒い」サインなので、1枚足してあげてください。
ここでよくある勘違いが、手足の冷たさです。「手が冷たい!寒いのかも」と心配になりますが、実は赤ちゃんの手足は外気温のセンサーのような場所で、冷たくても体の中心が温かければ問題ないことがほとんど。手足の冷たさだけで判断して着せすぎてしまうのが、秋のあるあるなんです。判断はあくまで、首の後ろと背中で。これだけ覚えておくと、着せすぎ・着せなさすぎの失敗がぐっと減りますよ。
シーン別・秋の重ね着テクニック
基本がわかったところで、シーン別の調節テクニックを見ていきましょう。
お出かけのとき
秋のお出かけは「朝夕は冬、昼は夏」くらいの気持ちで準備を。基本の3層に加えて、脱がせやすい羽織りものとブランケット類をバッグに1枚入れておくと安心です。ベビーカーや抱っこ紐では、赤ちゃんとママ・パパの体が密着して思った以上に暑くなることもあるので、密着する面の着せすぎには注意してあげてくださいね。
夕方まで長時間出かける日は、ケープやポンチョタイプの防寒具が1枚あると、気温が下がってきたときにサッとかけられて重宝します。
室内で過ごすとき
室内では、大人より1枚少なめが基本です。赤ちゃんは体温が高めなので、大人と同じ感覚で着せるとたいてい暑すぎます。「大人がカーディガンを羽織る室温なら、赤ちゃんは長袖1枚でちょうどいい」くらいのイメージですね。
秋は暖房を入れ始める時期でもあるので、暖房を入れたら1枚引く、を忘れずに。動き回る月齢の子は、それだけで体が温まるということもお忘れなく!
ねんねのとき

朝晩の冷え込みが気になり始めると、つい掛け布団を厚くしたくなりますが、赤ちゃんは布団を蹴ってしまうもの。そこで活躍するのが「着る布団」ことスリーパーです。肌着+パジャマ+スリーパーの3層にしておけば、夜中に布団がはだけても体幹は守られているので、寝冷えの心配がぐっと減ります。
秋の初めのまだ暑さが残る時期は通気性のよいタオルやガーゼ素材、冷え込みが本格化してきたらあったか素材、と季節の進みに合わせて選ぶのがおすすめですよ。
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この商品を詳しく見る>足元と小物で「あとちょっと」を調節する

「もう1枚着せるほどじゃないけれど、ちょっと肌寒そう・・・」そんな微妙なときに便利なのが、レッグウォーマーや靴下、帽子といった小物たちです。
特にレッグウォーマーは、秋の名脇役。ハイハイやよちよち歩きを邪魔せずに、冷えやすいふくらはぎだけを温められます。暑くなったらスポッと外すだけなので、着替えいらずで調節できるのが嬉しいところ。おむつ替えの邪魔にならないのも、ママ・パパにとってはありがたいですよね。
「体幹は3層の重ね着で、手足の先は小物で微調整」。この役割分担ができるようになれば、秋の寒暖差はもう怖くありません!
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この商品を詳しく見る>まとめ
秋の寒暖差対策は、「肌着+中間着+羽織りもの」の3層レイヤードが基本。朝の気温で全部を決めず、脱ぎ着できる「引き算の余地」を残しておくことが、着せすぎ・汗冷えを防ぐいちばんのコツです。暑い・寒いの判断は手足ではなく、首の後ろと背中で。そして「あとちょっと」の調節は、レッグウォーマーなどの小物にまかせましょう。
毎朝の服選びに迷ったら、「脱がせられるか?」と自分に聞いてみてくださいね。足し引きできる服装なら、多少読みが外れても大丈夫。寒暖差の大きい秋を親子で元気に乗り切って、楽しい行楽シーズンを満喫できますように・・・!



BabyGooseは、創業40年以上の白金台のベビー服専門店。
これまでのべ50万人以上の赤ちゃんのもとへオリジナル生地のベビー服をお届けしています。