寝相が悪いのはなぜ?よすぎてもダメ?原因と注意すべきポイント

こんにちは、ベビーグースの二児パパほんだです。
赤ちゃんが生まれて寝相の悪さにびっくりした方って結構多いんじゃないかと思います。
何を隠そう私もそのうちの一人なのですが、赤ちゃんがベッドの上を縦横無尽に動き回るので、毎晩私も妻もどこで寝ようかと悩むほどでした(笑)
今回の記事はそんな赤ちゃんの寝相についてのお話です。
先にお伝えしておくと、寝相が悪いこと自体はそんなに悪いことではなく、赤ちゃんの成長のサインだったりもします。
ただ、寝相が悪いと、それに付随していろんな事故や病気につながってしまう可能性もあるので、その注意点などをお伝えできればと思います!
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ほんだ
赤ちゃんの寝相が悪いのはなぜ?
(ある日の長男の寝相もなかなか・・)
まずは赤ちゃんの寝相が悪い理由について。
赤ちゃんは一日の中でたくさん眠るのでぐっすり眠っていると思いがちですが、実は赤ちゃんの眠りは大人に比べて浅いんです。
浅い眠りの状態である「レム睡眠」の状態になっている時間が、大人は睡眠時間全体の15%から20%と言われています。
それに対して赤ちゃんは寝ている時間の約半分(50%)がレム睡眠だと言われています。
このレム睡眠の時はよく夢を見ると言われますが、赤ちゃんも同じで、体は眠っていても脳はある程度活動しています。
そのため、寝ていても体を動かす時間が長い=寝相が悪い、ということになるんです。
睡眠環境づくりのヒントにも
レム睡眠の間は必ず寝相が悪いというわけではありません。
特に夏場に寝相が悪くなったという声もよく聞きますが、赤ちゃんは無意識に自分が寝やすい場所を探して動いているとも言われています。
お部屋が暑すぎたり、お布団をかけすぎたり、服の着せすぎで暑かったりする場合は、自然と赤ちゃんは涼しく快適に寝られる場所を求めて動き回ることもあるんです。
寝相が悪いけどちゃんと眠れてる?
赤ちゃんの寝相が悪いと、「ちゃんと眠れていないのではないか」と心配になるかもしれませんが、それほど心配しなくても大丈夫。
寝相が悪いというのは基本的にはそんなに問題はなく、むしろ赤ちゃんが自分で動き回れるようになった成長のサインとも言えるでしょう。
ただ、先ほども述べたように、寝相が悪い原因として部屋の環境が暑すぎて汗をかき、快適な場所を求めて動いてしまう場合には注意が必要です。
夜中にそれで何度も起きてしまうようなことがあると、眠りを妨げてしまうので、そういう場合は寝室の環境を見直したり、服装を見直すことが必要かもしれません。
逆に寝相がよすぎて心配・・・?
反対に「うちの子は寝相が良すぎて心配」という方もいらっしゃるかもしれませんが、これも基本的には問題ありません。
赤ちゃんの寝相はその子の個性。
仰向けでバンザイしてスヤスヤ眠っているという状態であれば、基本的には問題ないでしょう。
寝相が悪い赤ちゃん、こんなことに注意!
寝相が悪いこと自体は心配する必要がありませんが、寝相が悪い赤ちゃんは移動したりお布団を蹴飛ばしたりするため、それに伴うトラブルや事故には注意が必要です。
代表的な例をいくつかご紹介しますので、こういうことがあるかもしれないと思う方はチェックしてみてください。
うつぶせ寝に注意
うつ伏せ寝には特に注意が必要です。まだ寝返りが上手にできない時期に、うっかり寝返りをして元に戻れなくなることがよくあります。
横向きで寝ていたのにひっくり返ってしまい元に戻れなくなると、口と鼻が塞がれて呼吸ができなくなり、重大な事故につながる例が少なからずあります。
まだ寝返りが上手にできないうちは特に注意してあげてください。
対策としては、赤ちゃん用の布団は大人用より硬めの布団をお勧めします。
布団が柔らかいと体が沈み込んで口と鼻が塞がれやすくなりますが、硬めの布団であれば赤ちゃんの体が沈み込むことが少なく、リスクを下げることができます。
また、首に巻き付きやすいタオルケットやブランケットなどは、寝るときは顔の周りに置かないようにしてください。
転落や巻き込みなどの事故に注意
寝相が悪く動き回る赤ちゃんは、ベッドからの転落事故のリスクがあります。
これは大きな怪我につながりかねないので、月齢に合わせてベビーベッドやベビーサークルを使用して転落を防ぐ対策が重要です。
布団の場合でも、動き回って硬いものに頭や体をぶつけたり、高いところから物が落ちてきたりするリスクがあります。
寝る場所の周りには余計なものを置かないよう気をつけることをお勧めします。
お布団蹴とばし!寝冷えに注意
寝相が悪いと、暑さでお布団を蹴飛ばしてしまうことがよくあります。
(2歳になる私の息子も、布団をかけてはケットバスということを毎晩繰り返しています・・。)
お布団を蹴飛ばす行為自体はその時点では問題ありませんが、夜中に気温が下がると寝冷えして風邪をひくリスクがあります。
そのため、小さいうちは「スリーパー」を有効活用することをお勧めします。
スリーパーはパジャマや肌着の上から着る寝具の一種で、お布団の代わりに赤ちゃんの体をしっかり保温してくれます。
お布団を蹴飛ばしても寝冷えして風邪を引くことがなく、体幹の温度をしっかり守ってくれる利点があります。
アメリカ小児科学会では、0歳のうちは掛け布団よりもスリーパーを使うことが推奨されています。
これは掛け布団を蹴飛ばして顔にかかり、それを払いのけられずに窒息してしまうリスクも指摘されているためです。
特に小さい間は布団ではなくスリーパーを使うことで、寝冷え防止と安全確保の両方に効果的です。
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赤ちゃんの快適な睡眠のためには、寝室の温度と湿度の管理も非常に重要です。
適切な環境を整えることで、寝相の悪さから生じる問題を軽減することができます。
赤ちゃんの寝室の推奨温度は以下の通りです。
冬場:20°C~23°C
夏場:25°C~28°C
夏場は外気温との差が大きすぎると、温度変化に体が対応しきれずに体調を崩すことがあります。
ただ渡しの体感では、28°Cはかなり暑く感じるため、夏場は25°C~26°C程度を目安にすることをお勧めします。
同様に重要なのが湿度管理です。適切な湿度は50%~70%と言われています。
湿度が低すぎると喉が乾燥して風邪のリスクが高まります。
逆に夏場は湿度が高すぎることもあり、不快感から赤ちゃんがゴロゴロと動き回ってしまうこともあります。
温度計と湿度計を設置して定期的に確認し、必要に応じてエアコンや加湿器・除湿器を活用することを検討しましょう。
おわりに
繰り返しになりますが、寝相が良いとか悪いとか、それ自体はそれほど心配することではありません。
しかし、赤ちゃんの寝相は睡眠環境の適切さを示すサインとして活用できます。
寝相が悪くて汗をかき、不機嫌で起きてしまう場合は寝室の環境が暑すぎる可能性があります。
逆に、寝相は良いものの丸まって縮こまっている場合は、寝室の温度が低すぎる場合もあります。
赤ちゃんの寝相を観察することで、快適な睡眠環境づくりの目安にすることができるでしょう。
また、寝相が悪い赤ちゃんの場合は、それに付随してさまざまな事故も起こりやすくなります。
安全な睡眠環境づくりを心がけ、ご家族全員がぐっすり眠れるように工夫してみてください!
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