生後1ヶ月の睡眠時間|新生児はどれくらい寝る?不規則で大丈夫?

白金台 BabyGoose

生後1ヶ月の睡眠時間|新生児はどれくらい寝る?不規則で大丈夫?

BabyGoose 店長 山森
乳幼児睡眠コンサルタント / 二児の母

生後1ヶ月の睡眠時間の目安

生後1ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は、1日あたり約14〜17時間前後が目安とされています。米国睡眠財団などでも、新生児期(0〜3ヶ月)は14〜17時間が推奨されることが多いです。

ただし、この時期の赤ちゃんは個人差が非常に大きく、12時間台でよく起きている子もいれば、18時間近くぐっすり眠る子もいます。「うちの子は寝すぎかも」「全然寝てくれない」と感じることがあっても、体重増加や哺乳に問題がなければ、多くの場合は心配いりません。

💡 ポイント

生後1ヶ月はまだ昼夜の区別がほとんどありません。2〜3時間ごとに細切れで寝たり起きたりを繰り返すのが普通です。「夜まとめて寝てくれない」と悩む必要はありませんよ。

生後1ヶ月の睡眠の特徴

生後1ヶ月の赤ちゃんの睡眠には、いくつかの特徴があります。

まず、昼夜の区別がほとんどないということ。お腹の中にいたときは昼も夜も関係なく過ごしていたので、生まれてすぐに「夜は寝る時間」と理解するのは難しいのです。これは発達の過程で自然に身についていくものなので、焦らなくて大丈夫です。

次に、2〜3時間ごとの細切れ睡眠が基本です。赤ちゃんの胃はまだとても小さく、一度にたくさんのミルクや母乳を溜めておくことができません。そのため、お腹がすくと目を覚まし、授乳が終わるとまた眠る——というサイクルを繰り返します。

また、授乳と睡眠がセットになりやすいのもこの時期の特徴です。おっぱいやミルクを飲みながらウトウトして、そのまま眠ってしまうことが多いでしょう。これは自然なことですので、「癖になったらどうしよう」と心配しすぎる必要はありません。

よくある悩み

生後1ヶ月のママ・パパからよく聞かれるお悩みにお答えします。

寝すぎている気がして心配です

生後1ヶ月の赤ちゃんが長く眠るのは、成長に必要なこと。体重が順調に増えていて、起きているときに元気があり、哺乳もしっかりできていれば問題ありません。ただし、授乳間隔が6時間以上空いてしまう場合や、体重増加がゆるやかな場合は、起こして授乳することも検討しましょう。気になる場合は、健診や小児科で相談してみてくださいね。

抱っこでしか寝てくれません

この時期は「背中スイッチ」が非常に敏感な子が多いです。抱っこでぐっすり眠っていたのに、布団に置いた瞬間に泣き出す——これは本当によくあることです。「抱き癖がつく」と言われることもありますが、この月齢では抱っこで安心させてあげることが大切。親御さんが無理をしすぎないよう、楽な方法を優先してOKです。授乳クッションを使ったり、添い寝で様子を見たり、ご家庭に合った方法を探してみてください。

生後1ヶ月で気をつけたいこと

安全で快適な睡眠環境を整えるために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。

仰向け寝を基本にする

赤ちゃんを寝かせるときは、必ず仰向けにしましょう。うつぶせ寝は窒息やSIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクを高めると言われています。横向きも寝返りでうつぶせになる可能性があるため、仰向けが安心です。

柔らかい寝具・枕を避ける

ふかふかの布団や大きな枕、ぬいぐるみ、ブランケットなどは、赤ちゃんの顔を覆ってしまう危険があります。寝具は固めのマットレスを選び、余計なものは置かないようにしましょう。掛け布団の代わりに、スリーパーを使うのもおすすめです。

着せすぎ・背中のムレに注意

赤ちゃんは体温調節がまだ上手ではありません。「寒くないかな」と心配になって厚着させてしまいがちですが、着せすぎると汗をかいてムレてしまい、かえって睡眠を妨げることがあります。背中に手を入れて、汗ばんでいないかチェックしてみてください。通気性の良い素材の肌着やスリーパーを選ぶと、快適に眠れますよ。

0〜1ヶ月

生後1ヶ月

目安の睡眠時間
1日の合計
約14〜17時間
睡眠パターン
2〜3時間ごと
気をつけること
安全な寝かせ方
必ず仰向けで寝かせましょう。柔らかすぎる布団、大きな枕、ぬいぐるみは窒息リスクがあるため避けてください。
授乳間隔を無理に整えない
お腹がすいた、オムツ、抱っこなどで頻繁に起きる時期。「寝かせねば」と焦りすぎず、お世話優先でOKです。
昼夜の区別をつける
日中はカーテンを開けて明るく、夜は照明を落として静かに。光と音で昼夜の差をつけることからスタート。

まとめ

生後1ヶ月の睡眠は、不規則で当たり前。「なんでこんなに寝ないの?」「こんなに寝て大丈夫?」と不安になることもあるかもしれませんが、この時期はまだ睡眠リズムが整っていなくて普通なのです。

大切なのは、安全な環境を整えることと、赤ちゃんの体調をよく見てあげること。そして、親御さん自身も無理をしすぎないこと。完璧を目指さなくて大丈夫です。

睡眠環境を整えるアイテムとして、BabyGooseでは通気性の良い背中メッシュスリーパーをご用意しています。汗っかきな赤ちゃんも、背中がムレにくく快適に眠れますよ。

睡眠のお悩みや、スリーパー選びでわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。二児の母として、乳幼児睡眠コンサルタントとして、少しでもお力になれれば嬉しいです。

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