2歳の睡眠時間|昼寝を減らすか迷い始める時期

白金台 BabyGoose

2歳の睡眠時間|昼寝を減らすか迷い始める時期

BabyGoose 店長 山森
乳幼児睡眠コンサルタント / 二児の母

2歳の睡眠時間の目安

2歳のお子さんの睡眠時間は、1日あたり約11〜14時間が目安です。1歳の頃と比べて大きな変化はありませんが、昼寝のあり方が変わってくる時期でもあります。

内訳としては、夜の睡眠が10〜12時間前後、昼寝が0〜2時間程度というのが一般的です。成長とともに、昼寝をしなくても夜まで元気に過ごせる子が出てきます。一方で、まだ昼寝が必要な子もいて、個人差が大きい時期です。

💡 ポイント

2歳は「昼寝をさせるべきか、なくすべきか」で迷い始める時期です。お子さんの体力や機嫌、夜の睡眠の様子を見ながら、柔軟に対応していくことが大切です。

2歳の睡眠の特徴

2歳は、心身ともに大きく成長する時期。睡眠にもその影響が表れます。

まず、自我の発達により寝たがらないことが増えるという点です。「まだ遊びたい!」「寝るのイヤ!」という主張が強くなり、寝かしつけに苦労することが増えてきます。これはいわゆる「イヤイヤ期」の表れで、お子さんが自分の意思を持ち始めた証拠でもあります。

また、イヤイヤ期の影響で就寝前にぐずることもあります。「パジャマに着替えたくない」「歯磨きしたくない」など、寝る前のルーティンのあらゆる場面で抵抗を見せることも。イライラしてしまうこともあるかもしれませんが、成長の過程と受け止めて、できるだけ穏やかに対応したいものです。

さらに、昼寝の有無で夜の睡眠に差が出やすくなります。昼寝をするとなかなか夜寝ない、昼寝をしないと夕方ぐずる——このジレンマに悩む方が多いのがこの時期の特徴です。

よくある悩み

2歳のお子さんを持つママ・パパからよく聞かれるお悩みにお答えします。

なかなか寝てくれません

「まだ遊びたい」「寝室に行きたくない」という気持ちが強く出る時期です。就寝時間を一定にし、毎日同じ流れで寝室に向かうことが効果的です。「この絵本を読んだら寝室に行こうね」「この歌が終わったらお布団に行こうね」など、見通しを持たせてあげると、お子さんも受け入れやすくなります。また、「選ばせる」のも有効で、「青いパジャマと黄色いパジャマ、どっちにする?」など、小さな選択肢を与えることで、自分で決めた満足感から協力的になることもあります。

昼寝をさせるべきか迷っています

「昼寝をすると夜なかなか寝ない」「昼寝をしないと夕方にぐずってしまう」——このジレンマ、本当によく聞きます。正解は一つではなく、お子さんの体力や生活パターンによって変わります。まずは、昼寝の「長さ」と「時間帯」を調整してみてください。昼寝を1時間程度に短くしたり、14時頃までに終わらせたりすることで、夜の睡眠に影響しにくくなることがあります。昼寝をなくす場合は、夕方の早い時間にお風呂に入れるなど、ぐずり対策を準備しておくと良いでしょう。

2歳で気をつけたいこと

生活リズム全体がカギになるこの時期、意識したいポイントをご紹介します。

寝る1時間前からテレビ・動画を控える

2歳頃になると、テレビや動画に興味を持つ子が増えてきます。しかし、寝る直前まで画面を見ていると、脳が興奮してなかなか眠れなくなってしまいます。寝る1時間前くらいからは画面をオフにして、絵本を読んだり、静かな遊びをしたりして、心身を落ち着かせる時間にしましょう。

就寝時間をできる範囲で固定する

イヤイヤ期で寝かしつけが大変になると、つい「今日は遅くなってもいいか」となりがちです。でも、就寝時間がバラバラになると、生活リズム全体が乱れてしまいます。毎日ぴったり同じ時間は難しくても、「だいたい20〜21時には寝室に行く」というルールを決めておくと良いでしょう。

生活リズム全体を整える

睡眠だけでなく、起床時間、3回の食事時間、入浴時間など、1日全体のリズムを意識することが大切です。朝は7時前後に起き、朝・昼・夕の食事を決まった時間に取り、お風呂は寝る1〜2時間前に——こうした生活リズムが整うと、自然と夜の睡眠も安定してきます。

2歳

2歳

目安の睡眠時間
1日の合計
約11〜14時間
10〜12時間
昼寝
0〜2時間程度
気をつけること
イヤイヤ期と睡眠
「まだ寝たくない!」で就寝時間が遅くなりがち。可能な範囲で就寝時間を一定(20〜21時台など)にキープしましょう。
昼寝の調整がカギ
昼寝を長く・遅く取りすぎると夜更かしの原因に。完全になくすと夕方ぐずりがひどくなることも。「長さ」と「時間帯」を調整しましょう。
寝る前のスマホ・動画に注意
寝る1時間前くらいからは画面をオフにして、心身を落ち着かせる時間にしましょう。
生活リズム全体を意識
起床時間(7時前後)、3回の食事時間、入浴時間をだいたい固定すると、自然と睡眠も安定しやすくなります。

まとめ

2歳の睡眠は、「生活リズム全体」がカギになります。イヤイヤ期で寝かしつけが大変になることもありますが、毎日同じリズムで過ごすことが、結果的にスムーズな睡眠につながります。

昼寝をどうするかは、お子さんの体力や機嫌、夜の睡眠の様子を見ながら、柔軟に対応していきましょう。完璧を目指す必要はありません。ご家庭に合ったペースを大切にしてください。

2歳になっても、寝汗をかきやすいお子さんは多いです。BabyGooseの背中メッシュスリーパーは、活発に動くお子さんでもはだけにくく、背中のムレを防いで快適な睡眠をサポートします。

睡眠のお悩みや、スリーパー選びでわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。二児の母として、乳幼児睡眠コンサルタントとして、少しでもお力になれれば嬉しいです。

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