生後3ヶ月の睡眠時間|生活リズムを意識し始めるタイミング
生後3ヶ月の睡眠時間|生活リズムを意識し始めるタイミング
生後3ヶ月の睡眠時間の目安
生後3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は、1日あたり約14〜15時間前後が目安です。新生児期と比べると少し減ってきますが、まだまだたっぷり眠る時期です。
内訳としては、夜の睡眠が9〜10時間前後、昼寝が3〜5時間(2〜4回に分けて)というのが一般的なパターンです。ただし、夜の睡眠は途中で数回起きることが多く、「夜通し寝る」というのはまだ難しい子がほとんどです。
生後3ヶ月は「睡眠リズムの土台づくり」の時期。完璧を目指す必要はありませんが、朝起きる時間や寝る前のルーティンを少しずつ意識し始めると良いでしょう。
生後3ヶ月の睡眠の特徴
生後3ヶ月になると、赤ちゃんの睡眠にはっきりとした変化が見られるようになります。
まず、夜にまとまって眠る子が増えてくるという点です。5〜6時間続けて眠れるようになる子も出てきます。これは、赤ちゃんの体内時計が発達し、昼夜のリズムが整ってきた証拠です。ただし、まだ夜中に1〜2回起きるのは普通のこと。「うちの子は起きる」と心配しすぎなくて大丈夫です。
また、昼寝のリズムが見え始めるのもこの頃の特徴です。なんとなく「午前中に1回、午後に1〜2回」というパターンが出てくる子が多くなります。完全に固定されるわけではありませんが、「だいたいこの時間に眠くなるな」という傾向が見えてくるでしょう。
よくある悩み
生後3ヶ月のママ・パパからよく聞かれるお悩みにお答えします。
「3ヶ月になったら夜通し寝る」という情報を見て、期待していた方も多いかもしれません。でも実際には、生後3ヶ月で夜中に一度も起きない子は少数派です。夜中に起きてもすぐに眠りに戻れるなら、順調に発達している証拠。焦らずに見守ってあげてください。
抱っこで寝かしつけている場合、「このままでいいのかな」と不安になることもあるでしょう。この時期は、まだ布団の上で一人で寝入るのが難しい子がほとんどです。無理に変える必要はありませんが、余裕があれば「うとうとしてきたら布団に置いてトントンしてみる」など、少しずつ別の方法も混ぜていくと良いでしょう。
生後3ヶ月で気をつけたいこと
睡眠リズムの土台を作るために、意識したいポイントをご紹介します。
朝の起床時間をそろえる
生活リズムを整える第一歩は、朝起きる時間をだいたい同じにすること。「朝7時頃にはカーテンを開けて、明るい光を浴びせる」という習慣をつけると、体内時計が整いやすくなります。前の夜に寝るのが遅くなっても、朝はなるべく同じ時間に起こすのがポイントです。
寝る前のルーティンを作る
お風呂に入る、授乳する、部屋を暗くする、抱っこでゆらゆらする、子守唄を歌う——など、毎日同じ流れで寝かしつけを行うと、赤ちゃんも「このあと眠るんだな」と理解しやすくなります。特別なことをする必要はなく、毎日同じ順番で行うことが大切です。
寝室環境を整える
赤ちゃんが快適に眠れる環境を整えましょう。部屋は暗く静かに、室温は20〜24℃くらいが目安です。また、この時期は汗をかきやすいので、背中のムレにも注意が必要です。通気性の良いスリーパーや、背中メッシュタイプのものを選ぶと、ぐっすり眠りやすくなりますよ。
まとめ
生後3ヶ月は、睡眠リズムの土台づくりの時期です。夜にまとまって眠る子が増える一方で、まだ不安定な面も多くあります。「育児書通りにいかない」と感じても、焦る必要はありません。
大切なのは、赤ちゃんのペースを尊重しながら、少しずつリズムを整えていくこと。完璧を目指さず、できることから始めてみてください。
睡眠環境を整えるアイテムとして、BabyGooseでは通気性の良い背中メッシュスリーパーをご用意しています。汗っかきな赤ちゃんも、背中がムレにくく快適に眠れますよ。
睡眠のお悩みや、スリーパー選びでわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。二児の母として、乳幼児睡眠コンサルタントとして、少しでもお力になれれば嬉しいです。
店長おすすめのスリーパー
汗っかきな赤ちゃんの快適な眠りをサポートする、BabyGoose人気No.1おねんねアイテムをご紹介します。



