生後6ヶ月の睡眠時間|生活リズムを固めていくタイミング

白金台 BabyGoose

生後6ヶ月の睡眠時間|生活リズムを固めていくタイミング

BabyGoose 店長 山森
乳幼児睡眠コンサルタント / 二児の母

生後6ヶ月の睡眠時間の目安

生後6ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は、1日あたり約12〜15時間が目安です。5ヶ月の頃と比べて大きな変化はありませんが、睡眠のパターンがより安定してくる時期です。

内訳としては、夜の睡眠が10〜11時間前後、昼寝が2〜3時間(2〜3回に分けて)というのが一般的です。昼寝の時間は5ヶ月の頃より少し減ってきて、その分夜の睡眠が充実してくる傾向にあります。

💡 ポイント

生後6ヶ月は、離乳食が始まる大きな節目の時期でもあります。食事という新しい要素が加わることで、一時的に睡眠リズムが乱れることもありますが、多くの場合は徐々に落ち着いていきます。

生後6ヶ月の睡眠の特徴

生後6ヶ月は、赤ちゃんの睡眠がより成熟してくる時期です。いくつかの特徴をご紹介します。

まず、夜にまとまって眠る子が増えるという点です。6時間以上続けて眠れるようになる子も多く、中には夜通し眠れるようになる子もいます。ただし、まだ夜中に1〜2回起きる子も珍しくありませんので、「うちの子は起きる」と心配しすぎる必要はありません。

また、昼寝の回数が安定してくるのもこの頃の特徴です。多くの赤ちゃんは、午前中に1回、午後に1〜2回という昼寝パターンが定着してきます。昼寝のタイミングが予測しやすくなるので、外出の予定も立てやすくなりますね。

この時期は、赤ちゃんが周囲の環境をよく認識するようになり、「いつもと違う場所だと寝にくい」「暗くないと寝ない」といったこだわりが出てくることもあります。これは認知能力が発達している証拠です。

よくある悩み

生後6ヶ月のママ・パパからよく聞かれるお悩みにお答えします。

離乳食開始後に睡眠が乱れました

離乳食が始まると、一時的に睡眠が乱れることがあります。これは、消化器官がまだ新しい食べ物に慣れていないことや、食事という新しいイベントが加わって生活リズムが変化することが影響しています。多くの場合は一時的なもので、赤ちゃんの体が慣れてくると自然と落ち着いていきます。離乳食は日中の決まった時間に与え、寝る直前は避けるようにすると良いでしょう。

添い乳や抱っこでしか寝てくれません

この時期になると、「添い乳でないと寝ない」「抱っこじゃないとダメ」という寝かしつけのパターンが固定化しやすくなります。夜中に起きたときも同じ条件を求めるため、親御さんの負担が大きくなることも。余裕があれば、「うとうとしてきたら布団に置いてトントンする」など、少しずつ別の方法も混ぜてみてください。ただし、無理は禁物。親御さんが疲弊してしまっては本末転倒なので、できる範囲で取り組んでみましょう。

生後6ヶ月で気をつけたいこと

睡眠リズムを固めていくこの時期、意識したいポイントをご紹介します。

就寝前の激しい遊びを控える

6ヶ月になると、赤ちゃんはいろいろなことに興味を示し、遊びも活発になってきます。楽しく遊ぶのは良いことですが、寝る前に激しく遊んでしまうと、興奮してなかなか眠れなくなることがあります。就寝の1時間くらい前からは、静かな遊びに切り替えましょう。絵本を読んだり、ゆっくりとスキンシップを取ったりする時間にすると、スムーズに眠りに入りやすくなります。

寝室環境を一定に保つ

この時期の赤ちゃんは、環境の変化に敏感になってきます。「いつもと同じ」が安心につながるので、寝室の環境はできるだけ一定に保ちましょう。暗さ、静かさ、温度など、毎日同じ条件で眠れるようにすると、赤ちゃんも「ここは寝る場所だ」と認識しやすくなります。特に明るさは重要で、遮光カーテンを使うなどして、しっかり暗くしてあげると良いでしょう。

家族全体の生活リズムを意識する

赤ちゃんの睡眠リズムは、家族全体の生活リズムに影響を受けます。パパの帰宅が遅くて「帰ってきたら遊びたい」と起きてしまったり、上のお子さんの就寝時間に引っ張られたりすることも。理想は、赤ちゃんが毎日同じ時間に寝られる環境を作ることですが、なかなか難しい場合もあるでしょう。できる範囲で、「だいたいこの時間には寝室へ」というリズムを意識してみてください。

6ヶ月

生後6ヶ月

目安の睡眠時間
1日の合計
約12〜15時間
10〜11時間
昼寝
2〜3時間(2〜3回)
気をつけること
離乳食の開始と睡眠
空腹での起床が減る子もいれば、お腹の不快感で一時的に睡眠が乱れる子もいます。様子を見ながら進めましょう。
寝かしつけ方法の見直し
添い乳・抱っこのみでしか寝られないパターンが続くと、夜中も同じ条件を求めることも。布団の上でトントンなど別の方法も試してみて。
就寝前の興奮に注意
お風呂直後の激しい遊び、明るい画面(スマホ・TV)の長時間視聴は、寝つきを悪くしやすいです。

まとめ

生後6ヶ月は、睡眠リズムを固めていく大切な時期です。離乳食という新しいイベントが加わり、赤ちゃんの生活は大きく変化していきます。

この時期に意識したいのは、無理なく続けられる習慣を作ること。完璧を目指す必要はありません。「だいたいこの時間に寝室へ行く」「寝る前は静かに過ごす」など、できることから少しずつ取り組んでいきましょう。

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睡眠のお悩みや、スリーパー選びでわからないことがあれば、お気軽にご相談ください。二児の母として、乳幼児睡眠コンサルタントとして、少しでもお力になれれば嬉しいです。

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