赤ちゃんの冬のお出かけ、何を着せる?重ね着のコツ・気温別・月齢別で徹底解説

赤ちゃんの冬のお出かけ、何を着せる?重ね着のコツ・気温別・月齢別で徹底解説

こんにちは!白金台のベビー服専門店BabyGooseです。

冬の寒い日、赤ちゃんを連れてお出かけするとき、「何を着せたらいいんだろう?」って迷ってしまいますよね。寒くないか心配だけど、着せすぎも良くないって聞くし・・・そんなママ・パパの不安、とってもよくわかります。

実は私も二児のパパとして、初めての冬は本当に悩みました。でも大丈夫!今回は、月齢別・気温別に最適な服装選びのコツを、わかりやすくお伝えしていきますね。この記事を読んだ後は、きっと自信を持って赤ちゃんとお出かけできるようになるはずです。

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二児パパ
ほんだ
この記事を担当した白金台のベビー服専門店BabyGooseスタッフの二児パパほんだです。
BabyGooseは、創業40年以上の白金台のベビー服専門店。
これまでのべ50万人以上の赤ちゃんのもとへオリジナル生地のベビー服をお届けしています。

赤ちゃんの冬のお出かけで"本当に"気をつけるべきこと

冬のお出かけって、なぜこんなに難しいと感じるんでしょうか?それは、赤ちゃんの体温調節機能がまだ未熟で、大人とは違った配慮が必要だからなんです。

実は赤ちゃんって、寒いだけじゃなくて汗をかきやすいという特徴もあるんですね。さらに、天気予報では穏やかな日でも、急に冷え込んだりすることもありますよね。だから、ママ・パパが「今日は何を着せたらいいの?」って悩んでしまうのは当然のことなんです。

ここで大切なのは、「厚着=安全」ではないということ。むしろ着せすぎることで、汗をかいて逆に体を冷やしてしまうリスクもあるんです。私も最初は「とにかく暖かく!」と思っていましたが、実はそうじゃないんですね。

そして意外かもしれませんが、外の寒さよりも実は移動中や建物の出入りでの温度差が、赤ちゃんにとって大きな負担になることもあるんです。外は5度でも、電車の中は25度・・・こんな急激な温度変化に対応するのは、小さな体にはとても大変なことなんですよ。

だからこそ、冬のお出かけの基本原則として覚えておいてほしいのは、「温度差対策」「汗対策」「風対策」の3つ。この3つをしっかり押さえれば、赤ちゃんも快適に過ごせますし、ママ・パパも安心してお出かけできるようになりますよ!

まず知っておきたい:赤ちゃんの体温調節の特徴

赤ちゃんは大人に比べて冷えやすく熱もこもりやすい

赤ちゃんの体温って、実は大人より少し高めなんです。平熱が37度前後というのも珍しくありません。「熱があるかも?」と心配になることもあるかもしれませんが、これは正常なことなんですね。

でも、ここでちょっと不思議に思いませんか?体温が高いのに、なぜ冷えやすいのでしょう?

その理由は、赤ちゃんの体表面積が体重に対して大きいから。つまり、熱が逃げやすい構造になっているんです。でも同時に、厚着をすると今度は熱がこもりやすくもなる・・・なんだか矛盾しているようですが、これが赤ちゃんの体の特徴なんですね。

さらに月齢によっても耐寒性は違ってきます。特に新生児やねんね期の赤ちゃんは、自分で体を動かして体温を上げることができないので、より注意が必要です。一方で、ハイハイや歩き始めた赤ちゃんは、動くことで体温が上がりやすくなります。

そしてここがポイント!冬でも背中や首の汗には要注意なんです。「寒いから汗なんてかかないでしょ?」と思うかもしれませんが、実は厚着をした赤ちゃんの背中を触ってみると、じっとり汗をかいていることがよくあります。この汗が冷えると、かえって体を冷やしてしまうんですよ。

【月齢別】冬のお出かけ服装の基本スタイル

冬のお出かけの基本スタイル

赤ちゃんの発達段階によって、必要な防寒対策も変わってきます。月齢に合わせた服装選びのポイントを、詳しく見ていきましょうね。

新生児(0〜3ヶ月)

まだまだ小さな新生児期の赤ちゃん。この時期のお出かけは、基本的に室内に近い服装におくるみで包むイメージでいきましょう。

大切なのは、直接風に当てないこと。防寒は服を何枚も重ねるのではなく、外側で調整するのが鉄則です。おくるみやブランケットでしっかり包んであげれば、赤ちゃんも安心できますし、温度調節もしやすいんです。

この時期は、ベビーカーよりも抱っこの方が安心かもしれません。ママやパパの体温で自然と暖まりますし、赤ちゃんの様子もすぐにチェックできます。「今日はちょっと寒いかな」と感じたら、抱っこ紐の上からケープをかけてあげるだけで、ぐっと暖かくなりますよ。

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4〜6ヶ月(首すわり〜寝返り期)

首がすわって、少しずつ活発になってくる時期ですね。でも、まだ自分で大きく動くことはできないので、外気の影響を受けやすい時期でもあります。

この時期は、カバーオールやロンパースを基本に、ニット帽やブランケットで調整するのがおすすめ。カバーオールなら、お腹が出る心配もありませんし、オムツ替えもしやすいですよね。

寒風の強い日は、ベビーカーにフットマフやシートを使うのもいいですね。風を遮るだけで、体感温度はかなり変わってきます。ただし、ベビーカーの中が暖かくなりすぎないよう、こまめにチェックしてあげてくださいね。

7〜12ヶ月(おすわり〜ハイハイ)

どんどん活動的になってくる時期!おすわりやハイハイで、自分で体を動かすようになるので、厚着しすぎには特に注意が必要です。

この時期に気をつけたいのは、「動いたら暑い→止まったら冷える」現象。公園で遊んでいるときは汗をかくくらい暑くなっても、ベビーカーに乗った途端に冷えてしまう・・・なんてことがよくあるんです。

ベビーカーなら風防を活用し、抱っこなら親のアウターを利用するのも賢い方法です。ママやパパのコートの中に赤ちゃんを入れてあげれば、お互いの体温で暖かく、さらに温度調節もしやすいですよ。

1歳〜

いよいよ歩き始める時期!この頃になると、本当に汗をかきやすくなるので、温度管理がさらに難しくなってきます。

ポイントは、前開きで脱ぎ着しやすいアウターを選ぶこと。ファスナーやボタンで簡単に開け閉めできるものなら、「暑い!」と感じたらすぐに調整できます。

外では暖かく、室内ではすぐに調整できる服装が理想的。例えば、薄手の長袖に軽いベスト、そして脱ぎ着しやすいジャンパーという組み合わせなら、どんな場所でも対応しやすいですよね。歩き始めた赤ちゃんは本当によく動くので、動きやすさも考慮してあげてくださいね。

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【気温別】冬のお出かけ服装の目安表

「今日の気温は8度・・・何を着せたらいいの?」そんな悩みを解決するために、気温別の服装の目安をご紹介しますね。

0〜5℃の日は、真冬の寒さです。肌着+長袖カバーオール+厚手のアウター(ダウンやフリース)が基本。さらに帽子、手袋、ネックウォーマーなどの小物も活用しましょう。ベビーカーならフットマフは必須ですね。

5〜10℃の日なら、少し軽めでOK。肌着+長袖ロンパース+カーディガンやパーカー+薄手のジャンパーという組み合わせがおすすめです。この気温だと、日差しがあるかないかでも体感温度が変わるので、調整しやすい服装がポイントです。

10〜15℃の日は、比較的過ごしやすい気温。肌着+長袖カバーオール+薄手の羽織りもので十分なことが多いです。ただし、朝晩は冷え込むことも多いので、念のため一枚多めに持って行くと安心ですよ。

ちなみに、これらはあくまで目安。赤ちゃんの体質や、お出かけする時間帯、場所によっても変わってきます。最初は「これで大丈夫かな?」と不安かもしれませんが、何度かお出かけするうちに、「うちの子はこのくらいがちょうどいい」というのがわかってきますよ。

冬は何を重ねたらいい?正しい"重ね着ルール"

重ね着の基本は、「肌着 → カバーオール → アウター」の3層構造。これを基本に、気温や状況に応じて調整していきます。

素材選びも大切なポイントです。肌着は汗を吸収しやすい綿素材がベスト。中間層のカバーオールも、できれば綿やコットン混紡のものを選びましょう。そしてアウターは、フリースやダウンなど、保温性の高い素材を選んでくださいね。

でも、ここで注意!重ね着しすぎると、実は危険なこともあるんです。汗をかきすぎて脱水症状を起こしたり、汗が冷えて体温が下がったり・・・「暖かくしてあげたい」という気持ちはよくわかりますが、適度が一番なんですね。

そして忘れがちなのが、室内に入ったらアウターはすぐ脱がすこと。デパートや電車の中は暖房が効いていることが多いので、そのままにしておくと汗だくになってしまいます。面倒かもしれませんが、こまめな調整が赤ちゃんの快適さにつながりますよ。

【シーン別】冬のお出かけの服装・持ち物ガイド

ベビーカーの場合

ベビーカーでのお出かけは、風よけが必須です!赤ちゃんは地面に近い位置にいるので、大人が感じる以上に冷たい風を受けやすいんです。

フットマフやブランケットは、足元から顔周りまでしっかり守ってくれる強い味方。最近はベビーカー専用のものも多く出ていて、簡単に取り付けられるので便利ですよね。ただし、長時間の移動では汗をかきやすいので、途中でチェックしてあげることも忘れずに。

抱っこの場合

抱っこ紐でのお出かけは、親の体温でかなり暖かくなります。実は、ママやパパと密着しているだけで、体感温度は2〜3度上がると言われているんですよ。

抱っこ紐専用のケープやダウンカバーを使えば、赤ちゃんを風から守りながら、必要に応じて開け閉めもできて便利です。ただし、「赤ちゃんだけ厚着」は逆効果。親の体温があるので、思っているより薄着でも大丈夫なことが多いんです。

車でのお出かけ

車の中って、実は暖房でむしろ暑くなりがちなんです。エンジンをかけてしばらくすると、あっという間に車内は暖かくなりますよね。

ここで重要なのが、チャイルドシートでは厚いアウターはNGということ。厚手のダウンなどを着たままだと、ベルトが正しく装着できず、安全性が損なわれてしまうんです。車に乗る前にアウターは脱がせて、ブランケットをかけてあげるのがベストですよ。

冬のお出かけにあると安心のおすすめ防寒グッズ

冬のお出かけを快適にしてくれる、便利な防寒グッズをご紹介しますね。全部揃える必要はありませんが、あると本当に便利なものばかりです。

まず小物類では、ニット帽、手袋、ネックウォーマーがあると安心。特にニット帽は、頭からの放熱を防いでくれるので効果的です。耳まですっぽり覆えるタイプがおすすめですよ。

ベビーカー用なら、風よけカバーやフットマフは冬の必需品。最近は、取り外し可能で洗えるタイプも多いので、清潔に保てるのも嬉しいですね。

抱っこ紐には、専用のケープやカバーがあると便利。親のコートの上からかぶせるタイプなら、親子で一緒に暖まれます。

そして意外と重宝するのが、室内用の薄手のブランケット。外では厚手のものを使っても、室内では薄手に変えることで、温度調節がしやすくなります。

さらに、温湿度計があると客観的に判断できて安心です。予備の肌着や汗拭き用のガーゼも忘れずに。「備えあれば憂いなし」って言いますが、赤ちゃんとのお出かけではまさにその通りですね!

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「暑すぎ?寒すぎ?」赤ちゃんの快適サインを見極める方法

赤ちゃんが快適かどうか、どうやって判断したらいいんでしょうか?実は、簡単にチェックできる方法があるんです。

まず覚えておいてほしいのは、触るべきは「手足ではなく首の後ろ」ということ。手足は冷たくても、実は体は暖かいことがよくあります。首の後ろを触って、じんわり温かければちょうどいい状態。汗ばんでいたら暑すぎ、ひんやりしていたら寒いサインです。

顔色や機嫌も大切な判断材料です。頬が真っ赤になっていたら暑いかも。逆に唇が青っぽくなっていたら寒いサインかもしれません。いつもより機嫌が悪い時も、温度が関係していることがありますよ。

ベビーカー移動中は、特にこまめなチェックが必要です。大人が歩いて暖かくなっても、ベビーカーの赤ちゃんはじっとしているので冷えやすいんです。15分に1回くらいは様子を見てあげるといいですね。

寒がっているときのサインは、手足を縮こまらせる、震える、泣き続けるなど。暑がっているときは、汗をかく、顔が赤い、ぐずるなどです。これらのサインに気づいたら、すぐに調整してあげてくださいね。

冬のお出かけでよくある失敗と、今すぐできる対策

おくるみに包まれた赤ちゃん

冬のお出かけで、みんながやってしまいがちな失敗・・・実は私も経験があります!でも大丈夫、対策を知っていれば防げるものばかりです。

一番多いのが、厚着にしすぎて汗冷えしてしまうこと。「寒いから」とたくさん着せたくなる気持ちはよくわかりますが、動いたり室内に入ったりすると、あっという間に汗だくに。この汗が冷えると、かえって体温を奪ってしまうんです。対策は、薄手のものを重ね着して、こまめに調整すること。

次によくあるのが、室内に入ってもアウターを脱がせないこと。「また出るから」「面倒だから」という理由で、そのままにしがち。でも、これが汗をかく原因になります。面倒でも、室内では必ずアウターは脱がせましょう。

ベビーカーで顔が冷たくなっているのに気づかない、というのもありがちです。フードやカバーで上半身は守られていても、顔だけは外に出ていることが多いですよね。定期的に頬を触ってチェックしてあげてください。

夜や悪天候の外出も要注意。気温が急激に下がったり、雨や雪で体が濡れたりすると、体温を奪われやすくなります。できれば避けたいシチュエーションですが、どうしても外出が必要な時は、いつも以上に防寒対策をしっかりと。

冬のお出かけは"温度差ケア"が一番大切

ここまで読んでいただいてありがとうございます!冬の赤ちゃんのお出かけ、最初は不安かもしれませんが、ポイントを押さえれば大丈夫なんです。

赤ちゃんは確かに大人より敏感です。でも、正しいレイヤー選びと温度差対策さえしっかりしていれば、冬でも安心してお出かけできます。大切なのは、「厚着させすぎない」「こまめにチェックする」「温度差に気をつける」この3つです。

最初は「これでいいのかな?」と心配になることもあるでしょう。でも、何度かお出かけを重ねるうちに、きっと「うちの子にはこれがぴったり」というスタイルが見つかるはずです。赤ちゃんの様子をよく観察して、その子に合った服装を見つけてあげてくださいね。

冬は寒いけれど、イルミネーションがきれいだったり、澄んだ空気が気持ちよかったり、素敵な季節でもあります。しっかり準備をして、赤ちゃんと一緒に冬のお出かけを楽しんでくださいね!

ママ・パパの不安が少しでも軽くなって、赤ちゃんとの冬のお出かけが楽しい思い出になりますように。私たちBabyGooseも、皆さまの子育てを応援しています!

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