夏の赤ちゃんの暑さ対策!ベビーカーや抱っこ紐でも安全快適に過ごすには・・?

赤ちゃんとすごす、楽しい夏!
夏の赤ちゃんとのお出かけを楽しみにしているパパママも多いのではないでしょうか。
でも、ここ最近は大人でも危険に感じるほど、夏の暑さは厳しくなっています。
赤ちゃんはまだ体温調節機能が未熟なので、大人以上に注意が必要なんです。
この記事では、赤ちゃんが夏を安全に快適に過ごすための暑さ対策について詳しくご紹介します。
特にベビーカーや抱っこ紐を使用してお出かけする際の対策グッズやポイントを中心に、実践的なアドバイスをお届けできればと思います!

ほんだ
赤ちゃんはなぜ暑さに弱いの?知っておきたい基礎知識
赤ちゃんが暑さに弱い理由、ご存知ですか?
実は赤ちゃんは大人と比べて発汗機能が未熟なんです。そのため、体内に熱がこもりやすく、体温調節が上手にできません。
特に気温と湿度が高い日本の夏では、わずか10分のお出かけでも赤ちゃんの体温が急上昇してしまうことがあるんです。
だから、夏のお出かけの際の暑さ対策はもはや必須。
徳に気をつけたいのが、ベビーカーや抱っこ紐での移動時。
実はベビーカーは路面に近い位置に座ることになるため、地面からの照り返しで大人の腰の高さの付近よりも温度が2〜3℃も高くなるという調査結果もあります。
また抱っこ紐を使う場合は、保護者の体温と密着するため、抱っこ紐の内部は高温になりやすいんです。

ほんだ
なんて経験をした方も多いのではないでしょうか?
赤ちゃんだけでなく、抱っこするパパとママも暑くて汗びっしょりでぐったり・・
なんてことになったら、せっかくのお出かけも楽しめないですよね。
こうした特性も知っておくことで、より効果的な暑さ対策ができるようになります。
では具体的な対策を見ていきましょう!
夏の暑さマネジメント5カ条!これだけは押さえよう
赤ちゃんの夏を安全快適に過ごすため、意識しておきたい5つのポイントをご紹介します。
どれも基本的なことですが、大切なことばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. お散歩は涼しい時間を選んで
夏のお出かけは、生後1ヶ月を過ぎてからが目安です。
それまでは赤ちゃんの体温調節機能がまだまだ未熟ですので、特に気をつけましょう。
お出かけするなら、朝の10時までか、夕方16時以降の比較的涼しい時間帯を選ぶのがおすすめです。
真夏の日中は直射日光が強く、気温も高いため、なるべく避けたほうが安心です。
また、生後半年になる頃までは、体温調節がまだまだ未熟なので、遠出はなるべく控えましょう。
短時間のお散歩から始めて、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ慣れていくのがいいかなと思います。
2. 通気性のよい服装で守ろう
夏の赤ちゃんの服装選びで重要なのは、「通気性」です。
肌着は吸湿性と速乾性に優れた綿などの天然素材がおすすめ。
最近では、速乾性に優れた機能性素材の肌着も人気です。
また、黒や濃い色は熱を吸収しやすい性質があります。
だからお外で過ごす時間が長くなる時は、お洋服の色は熱を吸収しにくい白や淡いパステルカラーの方が、暑さを感じにくくなります。
室内ではエアコンで冷えることもありますので、薄手のカーディガンなどを用意しておくと安心です。
Tシャツや肌着の丈が短くてお腹が出てしまう場合は、エアコンによるお腹の冷えには要注意です。
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エアコンの冷えが気になるお腹はしっかり守りながら、寝汗をしっかり発散して、蒸れずに快適♪キッズデザイン賞も受賞した夏用ダブルガーゼスリーパー
この商品を詳しく見る>3. こまめな水分補給をお忘れなく
赤ちゃんの水分不足は脱水症状につながる可能性もあるので、特に注意が必要です。
母乳やミルクだけでも水分は摂れますが、暑い日には通常よりも水分が失われやすいので、こまめな授乳を心がけましょう。
授乳中のママ自身も、熱中症や脱水症状にならないよう、水分をしっかり取ることが大切です。
産後はなかなか体調が安定しないことも多いかと思います。
万が一のために、遠出の際は経口補水液などを用意しておくことも検討してみてください。
4. 赤ちゃんの様子をこまめにチェック
お出かけ中は約10分おきくらいに赤ちゃんの様子をチェックしましょう。
熱がこもりすぎていないか、汗びっしょりになっていないかなど、細かく確認することが大切です。
赤ちゃんの顔色が赤くなっている、ぐったりしている、機嫌が悪いなどの様子が見られたら、すぐに涼しい場所に移動させましょう。
熱中症の初期症状かもしれません。
夏場のお出かけは、赤ちゃんの安全を最優先することを忘れないでください。
「もう少し歩けるかな」と思っても、赤ちゃんの様子がおかしいと感じたら、すぐに休憩するか帰宅することをおすすめします。
5. お出かけには冷却グッズを活用して
最近は電動のファン付きのアイテムや、保冷剤付きのアイテムなど、赤ちゃん用の冷却グッズが多く販売されています。
上手に活用することで、夏のお出かけがぐっと安全快適になりますよ。
ベビーカーや抱っこ紐用の専用グッズも素晴らしい機能の物もどんどん増えてきています。
次の章でご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください!
夏の冷却グッズ10選!実用的なアイテムをご紹介
ここからは、夏のお出かけを快適にする冷却グッズをご紹介します。
ベビーカー用、抱っこ紐用、その他の便利グッズと分けてご紹介しますので、お出かけスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
ベビーカーの冷却グッズ
1.ファン付きベビーシート
最近人気急上昇中のアイテムです。
「エアラブ4+」が今年新登場し、楽天やAmazonのランキングでも上位にランクインするほどの人気です。
ベビーカーに取り付けるだけで、電動ファンが赤ちゃんに心地よい風を送ってくれるので、赤ちゃんが快適に過ごせるんです。

ほんだ
30℃を超える気温の場合は、ファンで風だけを送っても、熱風をあびせることになってしまいます。
最新のエアラブ4+には、日本限定の仕様として、保冷剤ポケットが付きました。
冷凍庫で冷やした保冷剤をセットすると、赤ちゃんにひんやりした風を届けることができますよ。
2.日よけのブランケット・ケープ
直射日光から赤ちゃんを守る必須アイテムです。
クリップなどで簡単につけ外しできるので、ベビーカーだけでなく、車に乗った際の日よけなどいろんな用途に使えます。
通気性が悪いと内部に熱がこもってしまい、かえって暑くなることもありますので、通気性のよい素材のものを選びましょう。
UVカット機能もついていると、赤ちゃんを紫外線から守ることができるのでおすすめです。。
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UVカットひやしケープ
価格 4,950円
95%UVカットの機能性生地「シャダン」で作った、夏用クールケープ。セットの保冷剤を、背中部分のポケットに入れられます。
この商品を詳しく見る>3.拡張サンシェード
案外見落としがちなのが、赤ちゃんの「足焼け」。
ベビーカーについているサンシェードだけでは長さが足りず、赤ちゃんの足が日にさらされている・・なんてことも起こります。
上でご紹介したブランケットなどで守ることもできるのですが、ベビーカーに取り付けられる拡張サンシェードなら、さらにお手軽で便利です。
4.クリップファン(扇風機)
ベビーカーのハンドルなどに取り付けられる小型の扇風機です。
向きを調整して、赤ちゃんに風を送ることができます。
乾電池式のものより充電式のものを選ぶと、風力も強く、外出先でも安心して使えます。
抱っこ紐の冷却グッズ
5.メッシュ素材の抱っこ紐
夏専用のメッシュタイプの抱っこ紐は、通気性が格段に良くなります。
メッシュが湿気や汗を逃がしてくれるので、汗をかいてもべたつきにくく快適です。
既にお持ちの抱っこ紐がある場合でも、夏用のメッシュパーツを追加購入できるタイプもあります。
6.ファン付きケープ
babyhopper(ベビーホッパー)の空調抱っこ紐ケープなど、ファン付きの抱っこ紐ケープも登場してきました。
抱っこ紐に取り付けることで、内部の温度上昇を防いでくれます。
ベビーカーが使えない場所へのお出かけでも、これがあれば涼しく安心ですね。
7.クールリング(赤ちゃん用)
冷凍庫で冷やして使う、赤ちゃん用のネックタイプの冷却グッズです。
こちらはここ数年、屋外でのイベントなどではすっかり定番の冷却グッズとなりましたね。
首元を冷やすことで、体全体の熱を効率よく逃がすことができます。
小さなお子さんでも使いやすいよう、赤ちゃん専用のサイズのものを選びましょう。
8.抱っこ紐に差し込める保冷剤
最小限の投資でなんとかしたい!という方には、抱っこ紐差し込んで使える保冷剤という手もあります。
暑さ対策には、やはり冷たい保冷剤を直接あてて温度を下げるのが一番。
冷え過ぎてしまわないように、アルミやメッシュなどのポケットに入れて使うといいですよ。
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9.汗取りパッド
赤ちゃんの背中やお尻、首元などに敷くパッドです。
汗を素早く吸収してくれるので、あせもなどのお肌トラブルを防ぐことができます。
10.保冷バッグ
外出時に凍らせた飲み物や保冷剤の予備を持ち運ぶのに便利です。
特に遠出する際には持っておいた方がいい必須アイテムです。
まとめ:赤ちゃんと一緒に夏を楽しもう!
いかがでしたか?赤ちゃんの夏の暑さ対策について、基本的なポイントからおすすめグッズまでご紹介しました。
赤ちゃんは体温調節機能がまだまだ未熟なため、大人が適切にサポートしてあげることが大切です。
特にベビーカーや抱っこ紐を使用する際は、熱がこもりやすいことを意識して、こまめな対策を心がけましょう。
そして何より、赤ちゃんの様子をしっかり観察して、少しでも異変を感じたら無理をせず、すぐに涼しい場所に移動することが大切です。
夏は暑いけれど、赤ちゃんとの思い出づくりにとっても素敵な季節。
暑さ対策をばっちり整えて、安全に楽しく過ごしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さんの夏のお出かけが楽しいものになりますように!
BabyGooseは、創業40年以上の白金台のベビー服専門店。
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