育児にルーティンを取り入れたい!しっかり寝て自分の時間も取るための、始めの一歩

育児ママのリアルなルーティンは?しっかり寝て自分の時間も取るための、始めの一歩

YouTubeやInstagramを見ると流れてくる素敵なママたちの素敵な日常。
生活感がありながらも部屋はおしゃれに整えられていて可愛い子供達と楽しそうに過ごしている姿がとっても微笑ましい。

一方の我が家はおもちゃも洗濯物も散らかって、毎朝バタバタ余裕がない。
一体どうやったらあんなに素敵な育児ができるんだろう・・・?

SNSで育児の情報を集めている際に、そんなことを思った方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
理想と現実は違うよなと頭ではわかっていてもやっぱりそういう素敵な暮らしは憧れますよね。

こんな感じとか

https://www.youtube.com/watch?v=O4SYlldTxRg

こんな感じとか。生活感もあるのにどうしてこんなにおしゃれなの!

https://www.youtube.com/watch?v=LFXEBBzVeSM

そこで今回は、SNSなどで見かける肩の力が抜けた素敵なママたちのルーティンを参考に、毎日の暮らしに取り入れたい育児のルーティーンについて、おすすめのアイデアや考え方などをご紹介していきたいと思います。

育児にしっかりルーティンを取り入れて、寝る時間、そして自分の時間を確保したい!
そんな野望をお持ちの方は良かったら参考にしてみてください。

この記事を担当した白金台ベビーグースタッフのほんだです。
今まさに0歳と7歳の二人の子供の育児に毎日奮闘中!
我が家では僕が上の子の朝食と自分のお弁当を準備するのが、朝のルーティーンになっています。

育児にルーティンを取り入れると、どんないいことがある?

そもそもの話になるのですが、育児にルーティンを取り入れることによって、どんないいことがあるんでしょうか。

ルーティンを取り入れたいと思っていても決めたことを継続し続けるというのは、何につけても難しいことです。
まずは育児にルーティンを取り入れることのメリットを知って、モチベーションをアップするところから始めましょう。

【いいこと1つ目】 子供に安定感を与えられる

ルーティンとは、決まった時間に決まったことを同じ順序でやること。
実は育児にルーティンを取り入れる一番の効果は、大事な我が子に安心感・安定感を感じてもらえるということです。

私自身も小学生になる娘と話していてよく思うのですが、子供って大人が思ってる以上に時間の感覚だったり毎日やらなきゃいけないことだったりそういう感覚がないな、と感じることがあります。

例えば学校に行く前の朝の準備。
わが子は、帽子は?教科書は?筆箱は?水筒は? などなど一つ一つ持ち物を確認していくと、「あ、そうだった!」と思い出したように準備をします。

大人になるとなんとなく明日必要なものや準備すべきものが頭に浮かんでくるとは思うのですが、子供って全然そうじゃない。
毎日、何も決まっていないまっさらな1日を過ごすような感覚なのかもしれません。

そんな中で、朝の準備に急いでいるママやパパから「毎日言ってるのに!」とか「どうして忘れるの!」とか叱られると、「何もわからないのにどうして怒られるんだろう・・?」と不安になってしまいますよね。

そこでルーティンの登場です。

朝の準備にしても何時に何をする、であったり、準備するもののリストアップだったり。
そういうものが目に見える形で準備してあれば、頭の中だけで考えていたら忘れてしまうこともだんだんと定着してきます。

そのようにして、「なんだかわからないのに、怒られた!」という経験が少なくなっていくことで、子供は安心して毎日を過ごすことができるんです。

【いいこと2つ目】 ストレスを軽減できる

子供にとってだけでなく、大人にとってもルーティーンを意識することには良い効果があります。

「考える」という行為は、実はものすごくエネルギーがかかること。
毎日朝起きてから、「今日は何をしよう」「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」「どの順番でやろう」「何時までにやろう」などなど色々考えていると、もうそれだけで脳はけっこうなエネルギーを使ってしまっているんです。

ルーティンを決めて、何時に起きて、何をやって、あれをやって、と順番まで決めておくことで、考えなくても自然と体が動くようになっていきます。
すると脳へのストレスが減って、余裕を持って1日の生活を始めることができるんです。

【いいこと3つ目】 子供の自己管理力を育むことができる

もう一度我が子の話に戻ると、ルーティンを取り入れることで、ストレスが減るという効果に加えて、年齢が上がって成長していくと自分の時間の使い方を管理する、という癖が身についてきます。

先ほども少し触れましたが、子供というのは大人が思ってる以上に時間の感覚が身についていないものです。
何時に何を、というルーティンが自然と身についていれば、今度は自分で自分の時間の使い方を決めて行動することができるようになっていきます。

【いいこと4つ目】 時間を有効に活用できる

そして最後!ぶっちゃけて言うと育児ルーティンを取り入れる動機の出発点はほとんどこれかもしれません。
ズバリ、「パパとママが寝る時間や自分の時間を確保できる」ということです。

ルーティンがしっかり決まっていれば、計画を立てて自分の頭と体を使うことができます。
私もとても実感があるのですか、同じ9時に子供が寝たとしても、計画的に動けていたかどうかで、自分の頭と体の疲れ具合は格段に変わります。

計画を立てて行動し、脳に余裕を与えてあげることで、限りある時間を有意義に使うことができるんです。

起床からお食事、おねんねまで。育児ママのリアルなルーティンアイデア

起床時

育児のルーティン、朝はカーテンをあける、顔を洗う、着替える、などを取り入れるのがおすすめ

では実際に1日の行動をのタイムスケジュールからルーティンに取り入れたい行動をあげていきたいと思います。

まずは目が覚めて一番最初、案外見落としがちなのが、「カーテンを開ける」などして、寝室を明るくすること。
特に子供が小さいうちはまだ昼夜の生活リズムというのがなかなか身についていないので、部屋を明るくしてあげることによって、朝になったんだな起きる時間だなと体のリズムができてきます。

そして「顔を洗ってうがいをする」こと。
眠たくてぼーっとしている頭がちょっぴりシャキッとしてきます。
うがいは、取り入れる方は志う区内かもしれませんが、思った以上に口の中がすっきりして、目が覚める効果があるように思います。

こちらも見落としがちなのですが、「水を飲む(水分を取る)」というのも意識してみると良いでしょう。
寝ている間には結構汗をかくと言われていて、水分不足で頭がボーっとするということもあるようです。
寝起きにお水をいっぱい飲むと元気が湧いてくる。私自身も確かにそんな感覚があります。

そして赤ちゃんのうちから取り入れたいのが、「着替えをする」というルーティン。
特にまだ0歳1歳のうちは日中も家の中で過ごすことが多く、寝ている時の服装と日中の服装を変えないという方も多いかと思います。
もちろん必ずしも着替えが必要というわけではないのですが、朝起きたら着替える、寝る前には着替える、という習慣を作ることで赤ちゃんも自然と、寝る/起きるのリズムを覚えていってくれます。

朝食

次にお食事のルーティーンについて。

朝食は食べないという方もいらっしゃいますが、特に子供の間は朝食はしっかりとった方が良さそうです。

例えばカゴメによる調査では、朝食をあまり食べない子は毎日食べる子に比べて、風邪をひきやすい、朝スッキリ起きられない、夜なかなか寝付けない、などの傾向が強いという報告がされています。

そうは言っても毎日朝食のメニューを考えるのは大変!
その気持ち、とってもよく分かります。

私も子供が生まれてからなるべく毎日朝食を作るのをルーティンにしてるんですが、初めの頃は気合を入れすぎてしまって、今日は何をしよう?何を作ろう?と考えて作って、朝食を食べ終わったことにはもうヘトヘト・・・ということもありました。

でも管理栄養士の方のブログなどを見てみると、「朝食のメニューは決まったものでいい、ルーティーンでいい」ということが書かれていて、安心したことを覚えています。

毎日全く同じというのはさすがに飽きるかもしれませんが、例えば我が家の場合は2つか3つぐらいのメニューを使い回して、朝食はあまり考えずに作れるようになりました。
1日の食事は3回あります。朝食だけで完璧にバランスの良い栄養を取ろうと思わなくても大丈夫です。

暮らしの中で

日中の暮らしの中ではお散歩の時間や遊びの時間、また小学校に上がってからは学習の時間を取り入れると良さそうです。

大事なのは時刻と長さをしっかり決めておくこと。

赤ちゃんが小さいうちであれば、お散歩の時間がや長さがある程度決まっていることでお昼寝の時間も、自然とリズムができてきます。

学習の習慣を身につけさせるのはなかなか大変なことではありますが、こちらもきちんと長さを決めてメリハリをつけて行動するよう促すことで、だんだんと身についていくことも多いようです。

学習の習慣づくりって、自分が小学生の頃を振り返るとなかなか偉そうなことは言えないなと思ってしまいます。
でもやっぱり我が子には積極的に勉強をしてほしいなと思うのが親心。
私の場合は、子供が勉強している最中は他のことをせずに見守る、また自分自身も読書をするなど勉強は楽しいんだ!という姿を見せることを意識して取り組んでいます。

また、おやつを食べ過ぎて夕食をあんまり食べないというようなことがよく起こる場合は、おやつもルーティンとして取り入れてみてはどうでしょうか。
お腹がすっかり空いてしまうちょっと前の時間を見計らっておやつの時間を設定することで、おやつを食べ過ぎてしまうことも防ぎますし、夕食でしっかり栄養を取ることもできます。

おねんね

就寝時の育児ルーティンは、お風呂の時間からの流れを意識してみて

最後に一日の締めくくり、おねんねのルーティンについて。

おねんねは、特にまだ子供が小さいという方にとってはとっても大事なことの一つ。
寝かしつけがうまくいくかどうかは、パパとママのメンタルにも大きく関わってきます。

就寝前のルーティンはお風呂からの流れを意識するようにしましょう。
お風呂に入って一度上がった体温が冷めていく過程の中で、副交感神経の働きが活発になり、赤ちゃんの体は自然と眠りへと誘われていきます。

だからお風呂に入る時刻をある程度決めておくことは、決まった時間に寝る習慣をつけるためにはとっても大事。

お風呂から上がったらパジャマに着替えて、歯磨きをして、絵本を読み聞かせたり遊びの時間を作ったりしてリラックス。
ベビーアロマや保湿クリームなどを就寝前のルーティンに取り入れているという方もいらっしゃいます。

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これが一番難しい・・!ルーティンを継続する方法

そうそう、なるほど、そこまではわかってる。
でもやるぞ!と決めても結局いつの間にかやめちゃうんだよな・・。

なんてこともありますよね。

そんな方もどうぞ安心してください。いいなと思うノウハウを知っても、継続できる人は多くはいません。
ノウハウを実際に実行するのは5人に1人、継続できるのは25人に1人、という調査結果もあるそうです。
一度決めたルーティンを継続できないとしてもmそれは決しておかしなことではないんです。

ただルーティンを継続しやすくするためのいくつかのポイントはあるので、計画を立てる際には意識してみてください。

・現実的な計画が何より大事

今の生活をいきなりガラッと変えようと思ってもそれはなかなかハードルが高いもの。
無理なく実践できる部分から少しずつ試していくことを心がけると、続けていけるかもしれません。

・自分にやさしく、子供にやさしく

上でもちょっとご紹介したように生活にルーティンを取り入れる目的は、ストレスを減らすためです。
あまりにもストイックになりすぎて自分もまた子供たちも逆にストレスを溜めすぎてしまうようなら、計画の見直しをした方が良さそうです。

・計画は変更するためにある

一度決めたルーティンは絶対に守らなきゃ!そんな風に完璧主義に陥ってしまうと、1日続かなかっただけでもすぐに心がくじけてしまいます。
計画はいつでも変えてもいい、むしろ変えながらより良いルーティンを作っていくんだという心がけているとくじけずに続けられるのではないでしょうか。

・目に見える形で共有する

ルーティンを定めたら、子供と一緒に見える形で共有しておくことが大切です。
大人に比べて、子供達は時間やルールの感覚が希薄です。

紙に書いたりホワイトボードに書いたりしておいて、子供達もルールをすぐに思い出すことができるようにしておけば、お互いにストレスなくコミュニケーションが取れますよ。

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マグネットをひっくり返して「できた!」を増やすのが楽しい。毎日のルーティンの確認に取り入れたい、おうちの時間割ボード。

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わが家の娘は、このボードのおかげで計画を立てるのが大好きになりました!
小学2年生になった最近では手帳を買ってあげて、日々の予定を書き込んで遊んでいます!
多分すぐ飽きてしまうのですが、計画を立てる楽しさを感じてもらえればいいかなとも思います(笑

おわりに

今回は育児のルーティーンに関していろんな情報をまとめていきましたが、調査したことを振り返ってみると育児に限らず生活全般にルーティンを取り入れることで、時間の使い方を見直していけそうです。

心理学者のウィリアム・ジェイムズが残したとされる言葉に、こんなものがあります。

心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

ちょっと大げさかもしれませんが確かにそうだなと共感する部分もあります。

私自身子供が生まれてから生活習慣を大きく変わりました。
学生だった頃からすると、毎日きちんと朝ごはんを作って食べるなんて想像もできなかったことです。

早起きして朝ご飯を食べることで風邪をひくことことも少なくなりましたし、休みの日も朝から子供達と公園へ出かけたり、一人の時よりも有意義に時間を使えているなと感じます。

子供達と一緒に過ごす時間というのは、人生の中でもとても大切な時間です。
この記事が、そんな時間を今よりもっと豊かにするためのヒントになっていれば、幸いに思います。